【東京スタジオインターンシップ2期生】人に見せることを意識する

こんにちは。

約1ヵ月ぶりになります、東京スタジオインターンシップ第2期生
プログラマー志望の井上です。

進捗の報告

先日マスター版の報告がありました。
今回の制作では大きく分けてα版β版マスター版という3つの節目あります。
それぞれ簡単に説明をすると。

α版:ゲームの胆となる部分が遊べる状態
β版:ゲームに必要な物が一通り揃って、タイトルからゲームの終了まで遊べる状態
マスター版:これ以上変更がなく、このゲームはこれで完成です、と言える状態

本来であれば、上記を提出するタイミングで進捗報告を行うのですが、
今回はα版、β版、マスター版とも
満足のいく状態で報告することができませんでした。

理由としては、プログラムのマージをそれぞれの報告の当日に行ってしまい、
そこで出たエラーやバグの対処が追いつかなかったことが挙げられます。

プログラムのマージというのは、
複数人がそれぞれのPCでプログラムを組んだ場合に発生する作業で、
それぞれのプログラムを、1つのプログラムとして動作するように合わせることです。

マージする前は各々の環境で普通に動いていたプログラムも、
マージ後に動かなくなることが場合によっては発生します。

少しでも制作が進んだ状態を入れて見せようとしてしまい、
ギリギリまでマージを引き延ばした結果、
各報告の場で動作が不安定なプログラムを使用することになってしまいました。

一応、α、β、マスターと、マージにかける時間は延ばしてはいたのですが、
やはり当日に合わせるのは無理がありました。

遅くとも前日には発表や報告に使うプログラムを仕上げて用意しておくべきでした。

今回、私達は“人に見せる”ということを軽視していたのだと思います。

ギリギリまで制作することで、制作自体は進んだのかもしれません。

しかし、その進み具合を他の人に伝えることができていませんでした。
相手に進捗を伝えるための場で、
何も伝わらないのでは相手にとっても自分にとっても時間の無駄です。

そうならないように、前もって準備をしておこうというお話でした。

また、可能であればどんな時に現状を見せてほしいと言われても
即座に見せられるものを常に作っておくと良い
と、
指導担当の渡辺さんと田口さんからアドバイスを頂きました。

多忙な方が進捗を知りたがっている状況で、
見せてほしいと言われたときに「ちょっと今は不具合が…」等の理由で見せられなかった場合、
再び見せることができるまでに間が空いてしまいます。

こういうことが度々発生すると情報の共有が図りづらくなってしまいます。

それが原因で「本当は8割できているのに5割しか出来上がっていないと思われる」等と
あらぬ誤解を受けてしまうこともあるかもしれません。

上記のことを踏まえて、今後は、
人に見せられる状態を保ちつつ制作を進めることで、
現状の把握や情報の共有等に支障が出ないようにしていきたいです。

ラストスパート!

さて、インターン期間も残すところ2週間を切りました。
ゲームの制作作業に限っては残り2日で仕上げです。
今は残りのタスクを洗い出して、ひたすら消化しています。

現状としては、ゲームの胆となるレイヤー移動とアイテム合成は実装されており
部分的に遊ぶことはできるようになっています。

また、グラフィックの素材が入りようやく見た目的にもゲームらしくなってきました。

このまま最後までラストスパートをかけつつ進んでいきます!

ではまた次回といいたいところですが、私がブログを書くのは今回で最後となります。
いままで読んでくださってありがとうございました。