【福岡本社インターン接触編1期生】チーム制作を行ううえで気をつけていること

こんにちは!インターンシップ~接触編~1期生でプログラマー志望の日高です。

今回は学校のカリキュラムとして参加しているので、私だけ学校の都合で、
皆より1ヶ月早く抜けてしまうのですが、
それまでに何とかゲームの形にできるように、チーム全員で協力していきたいと思います。

キャラクターの挙動を実装!

 
最初の1週間で大まかな企画が決まり、
先週からプログラマー4人での実装が始まりました。

チームでの制作ともなると、各自お互いの書いたソースコードに目を通すことが不可欠で、
他の人のソースコードに触れる機会が今まで少なかったため、
毎日とても勉強になっています。

さて、現在、ゲームの方はアーティストを兼任している
眞鍋さんに仮素材を用意していただいたので、
ゲームの核となるキャラクターの挙動を実装しています。

この部分次第で、ゲームの操作感が大きく変わるので、
ジャンプのボタンを押してからの反応速度や、
どの攻撃ではどのぐらいの速さでキャラクターが動くかなど、
ゲームデザイナー志望の二人とも一緒に話しながら慎重に作っています。

しかし、ただでさえ時間がかかる速度の設定など、
細かく調整しながら決めていく作業に、いつまでも他の職種の方に付き合ってもらうのも
時間が勿体ないので、ある程度プログラマーが良さそうだなと思う数値を決めてから
見てもらうようにしています。

最終的な決定は皆で行うが、そこまでのアプローチは各職種で分担して行う
といったかたちを取ることによって無駄な時間が発生するのを避けています。

デバッグ機能を実装!

 
加えて、調整するたびにプログラムを書き換えてゲームを立ち上げるのに、
手間がかかるのは最初からわかっていたので、私たちのチームでは、
ゲームを立ち上げたまま数値を変更できるようにデバッグ機能を実装し、
デバッグ用として活用しています。

ゲーム画面の下に登録しておいた数値を変更できるようにしたリストをつけてあります。
ここのValueの項目をいじることでその場ですぐにゲームに反映されるといったものになっています。

他にも、プログラマーとして、1人しかいないアーティスト担当に
負担をかけないように気をつけています。

演出面での細かい背景の操作などを絵の素材自体でアニメーションを描いて
動いてる感じを出すのではなく、プログラムで一枚絵を数枚表示して
速度を少しずつ変えて動かすなど、プログラマーの力でなんとかできる部分話し合い、
自分たちがより見てもらいたい部分の絵に力を入れてもらうようにしています。

▲ 背景での雲の細かい動きについてのアドバイス

また、演出面で、どのようにすればプログラマーだけでより良くできるかについて、
実装案などをスタッフの方に聞き、アドバイスをいただいたりしています。

プロの開発スタッフに意見を聞いてみる

 
今日までで、キャラクターの制御や画面の制御以外にも、
ジョイパッドを使用した入力周りの処理や、サウンドの処理などもできあがっているので、
なんとか今週中にはゲームの大まかな動きが見れるものをつくり上げたいと思います。

着々とゲーム制作が進むにつれてチーム全体のモチベーションも向上しているので、
最後まで現状のやる気を維持したまま、全員が参加して良かったと思えるよう、
これからも日々お互いに意見を交換し、スタッフの方にご指導いただいたことを意識して、
残りの期間も制作に取り組んでいきます。

そして、インターンシップの期間中は、チームメンバー以外の方にアドバイスをいただくことで、
良くも悪くも自分たちが出せなかったアイディアや実装方法を知ることができます。

休み時間や定時後などにスタッフの方を訪ねて
自分たちの企画を見てもらったり、お勧めのツールを聞いたり

普段接する機会の無い人と話して
自分の経験値を伸ばすことができてとても刺激になります。

松山洋社長から直接アドバイス!

 
そして、先日はお忙しい中、松山社長が私たちのために対談の時間を取ってくださいました。

会社のまとめ役としてではなく、人生の先輩として自分たちの質問に答えてくださるだけではなく、
より踏み込んだところまで様々なアドバイスをしてくださいました。

たとえば、よく言われる「自分にしかない武器を持て」という言葉ですが、
プログラマー志望の私としては、他の人たちが持ち合わせていない技術に特化して勉強し、
身に着けることだと思っていました。

しかし、松山社長が仰ったことを自分なりに解釈すると

「人から何かを得ようと思うには、
 まず自分が与えるものを持っていなくてはいけない」

だから

「他の人が興味を持ってくれるもの、
 自分の武器を何か一つ持っておく必要がある」

ということでした。

その他にも一時間ほど熱く語ってくださいました。

そんな松山社長のお話を受けて、残りのインターンシップ期間に
技術を身につけるのはもちろんのこと、スタッフの方と交流を深め、
少しでも自分の人間性も磨いていけるように努力しようと思いました。

それではまた次回お会いしましょう。