【インターンシップ発動編2期生】やっとここまで、まだまだこれから
皆さん、始めましてこんにちは。
インターンシップ~発動編~第2期生 プログラマー志望の中尾海人です。
インターンシップブログをご覧いただきありがとうございます。
このブログを通して、これまでに私たちが取り組んできたことや経験してきたことを、
できる限り皆様へお伝えできるよう、書き記していきたいと考えています。
私自身、こういった内容の文章を書くことに、あまり慣れていなかったりしますが、
大目に見ていただけると幸いです…
あっという間の2週間!
引き続き『ワープを使った3Dゲーム』というテーマで
企画の案出しを繰り返し行っていました。
前回の内木さんのブログにも書かれているとおり
『ワープボール』というゲームの仕組みの部分が決定しました。
この『ワープボール』の仕様を基盤として
それを使った遊びの部分を考えることが今週の作業でした。
チームで話し合うことでいくつも案を出していきます。
・ ワープボールで通勤
・ ワープボールで災害現場へ飛ぶ
・ ワープボールで犯人を追い詰める
Etc…
チームのメンバー同士での話の中では、「これは面白そう」と思える企画でも、
企画を知らない社員の方々にお話をすると、今まで気づけなかった問題に気付くことができます。
指導担当の方々へそれぞれ企画をお見せしたときに、
以下のご意見をいただくことが出来ました
「”ワープしている感”がない。”ワープ”が面白いゲームを考えること。」
「プレイヤーの操作が複雑になりそう。」
「作るものが多くなって2ヶ月では終わらないと思う。」
前回ブログにも書かれていましたが、
今インターンシップで企画を立てるときに注意すべき点としては、
・ 「このワープゲームは本当に面白いのか」を考える
・ 初めてプレイする人でも分かりやすいものになっているのかを考える
の2点があります。
しかしそれ以外にも、
インターンシップでゲームをつくる期間が限られているので、
期間内に完成できることも考慮して企画を立てなければいけないのです。
▲指導担当の方々に企画の指導をしていただいている様子。
指導担当の方々からいただいたご意見やアドバイスを踏まえ、
メンバーとの話し合いと指導担当者の方々のアドバイスによって、
ようやく企画を決定することが出来ました。
■タイトル : ワープヒーロー(仮)
ワープボールを使って火災の起きたビルに閉じ込められた人を救出するゲームです
ここまでにちょうど2週間を使ってしまいました。
インターンシップを開始して初めのうちは、まさか企画を考えるだけでこれだけの日数がかかるとは思っていませんでした。
しかし、逆に考えてみると、今まで個人製作などの企画を考える上では、
プロの方から頂いた指摘のようなことに対する考慮を、しっかりとはやっていなかったなと感じました。
皆さんがこれからゲームの企画を考えるときも、
自分ひとりだけで決めてしまうのではなく、
なるべく周りの多くの方々にご意見をいただくよう心がけると、
これまでよりももっと面白い内容のゲームにできるかもしれません。
時間がないときこそ冷静に
企画に大きく時間を割くかたちとなってしまいました。
もうあと1ヶ月と少ししか期間が残されていません。
これは大変です。
しかし、焦ってそのまま開発作業に着手してしまうと、色々な問題が起きます。
たとえばプログラミングであれば、ゲームをつくるために何のプログラムが必要なのかが明確になっていないと、
必要のないものを作ってしまったり、作るものが重複してしまったり、
開発の遅れに気が付けなかったりすることが起こります。
今回のインターンシップだけでなく、プロとしてゲームをつくるときは、
必ず限られた期限内に制作しなければならないので、
こういったことは、なおさら問題になります。
あっという間に時間が過ぎて、気がついたら最終日に何も出来てなかった!
なんて結果になりかねません。
そうならないためにも、
まずは作業のスケジュールを立てることから行います。
▲必要なプログラミング作業の一覧
ゲームを完成させるために、まず必要になるものを洗い出し、
それに必要な作業を洗い出します。
その後、洗い出した各作業を行う順番を決めて、
メンバーで役割分担とスケジュール表を作成していきます。
このように、制作する前におおよそ行う作業を事前に洗い出すことによって、
全体でどれだけの作業が必要で、期限に間に合わせるためには何日までに
どの作業を終了させるべきかが明確になります。
しかしこれだけでは不十分でした。
ここまでの手順でおおよそスケジュールを完成させたのですが、
指導担当の方より以下のようにお叱りを受けてしまいました。
「スケジュールが個人の物になっていて連携がとれていない」
つまりは、個人のスケジュールをチーム全員のスケジュールとしてすり合わせ、
共有ができていなかったということです。
ご指摘があるまで気が付きませんでした。
いただいたご指摘を踏まえ、チームで十分に話し合い、作業の前後関係などを確認しながら、
1日半かけて新たにスケジューリングをし直すかたちとなりました。
複数人で制作を行う場合は、
メンバーの作業進行予定にも気を付けなければなりません。
必要な作業を洗い出していくと
”この作業”を進めるには”あの作業”が終わってないといけない…
という進行の順序が見えてきます。
なにも考えず作業分担をして、自分勝手にスケジュールを立ててしまうと、
『○○さんの××という作業ができていないから、自分の作業が進められない!』
『△△という素材が出来上がっていないから、ここのプログラムを実装できない!』
なんてことが起こりかねません。
こうなると時間の無駄です。
なるべくこういったことが起こりにくくなるよう、
個人のスケジュールを立てる時でもメンバーとの話し合いで、
作業進行のすり合わせを行うことが大切です。
終わりに
これからいよいよゲームの制作を進めていきます。
インターンシップ終了までには、合格レベルのゲームが完成できるよう
チーム一同、精一杯がんばりますので応援よろしくお願いします!
それではまた次回お会いしましょう。ありがとうございました。