【インターンシップ発動編2期生】意見交流をすることの大切さ

初めまして!
インターンシップ~発動編~第2期生アーティスト志望の内木 穂乃香です。

前回の杉川さんに引き続き、インターンシップの紹介をしていきたいと思います。

杉川さん、中尾さんはプログラマーを志望しているということで、
私はアーティスト志望者としての目線で皆様に情報をお伝えしたいと考えています。

このブログを読んで、インターンシップに挑戦したいと思っていただければ嬉しいです。
よろしくお願いいたします!

”面白い”は難しい

前回の杉川さんのブログでも書かれていた『ワープをして面白いこと』について
改めて一人ずつ意見を出し合いました。

意見を出し合う中で、いいアイディアだと思ったものを可視化し、分かりやすく説明をするために
自分から積極的にホワイトボードに絵を描いていきます。

絵を描いて人に伝えることはアーティストにとって必要な力だと思っているので、
その力を鍛えるという意味でも自分から絵を描いていくようにしました。

口では上手く伝わらないことでも実際に絵を描くことで
相手にイメージが伝わり、共有することができます。

これをきっかけにして、話し合いにも活気が出て、新たな案が生まれるきっかけにもなりました。
▲絵を描いてイメージを共有している様子

このように話合いの中で様々な案が生まれました。

・ ボールを使ってワープをする
・ 街灯などの電気を使う物の間をワープする
・ 物体と物体を入れ替えるワープ
・ 物体を自分の所へ引き寄せるワープ・・・

などなど。

案を出していく中で、
「このワープゲームは本当に面白いのか」
「初めてプレイする人でも分かりやすいものになっているのか」と、
自分達で判断するには難しい問題も出てきます。

その解決策として私達は現場で活躍されているプロのクリエイターの方々
お話を伺うことにしました。

職種を問わず、多くの方々に直接意見を頂くことで、
自分達では見えていなかった問題点、考え方などを聞くことが出来ました。

このインターンシップ発動編の1期生であり、現在、サイバーコネクトツーの社員として活躍している先輩方も、
私達にアドバイスをしてくださいました。
▲先輩にアドバイスを頂いている様子

インターンシップ発動編1期生の先輩から経験談ということでいただいたアドバイスは

・企画は早く決めたほうがいいけれど、焦らないで中身をしっかり話し合うこと
・皆が同じイメージを共有しているか何度も確認することが大事

どのご意見も、これからのゲーム制作で皆が混乱しないようにするためのアドバイスでした。

「実制作が始まると、小さなイメージのずれが、ゲームに大きな影響を与えてしまい、修正が大変になることがある。
だからこそ、皆のイメージを常にすり合わせ、共有しておくことが大事なんだよ」

と、教えていただきました。

お話を聞いてくださったプロのクリエイターの方々、先輩方のご意見や、自分達の考えを元に話し合いをした結果、
企画のコンセプトが、
”「ワープボール」というボールでワープするアクションゲーム”に決まりました。

ワープをしたいところに向けて「ワープボール」を投げ、その地点にワープする
というものです。

この「ワープボール」というコンセプトを社内のクリエイターの方々に聞いていただいたところ、
下記のような第一印象とご指摘を頂きました。

【企画の第一印象】
・ボールからワープ出来るという発想が分かりやすくていい
・アイテムがボールということで、幅が広がりそう

【ご指摘】
・発想はいいけれど、もうひとひねり欲しい
・ワープが出来る場所を限定して考えるといい

現段階ではコンセプトが決まったという状態なので、今は、頂いた感想やご指摘も踏まえ
「ワープボールを使ってどんなゲームがつくれるだろう」ということを話し合っています。

コンセプトが決まったことで話し合いにも盛り上がりが出てきているので、
この調子で企画を決定し、ゲーム制作に挑みたいと思います!

皆さんも話し合いの際には、
イメージを共有すること、多くの人に意見を聞いてみることを大切にすると、
思いもしなかったアイディアが生まれるかもしれません!

インターンシップだからできること

このインターンシップのメインは、
『2ヶ月間でサイバーコネクトツーの合格作品相当のゲームを作成する』ということですが、
できることはゲーム制作だけではありません。

実際に現場で活躍しているプロのクリエイターの方々と
直接お話をすることができるのです。

最初にも記載している通り、私はアーティストを志望しています。
アーティストと言ってもさらに細分化されたいくつかの職種があり、
3Dツールでキャラクター、背景を制作するモデラーや、
ゲーム中に表示されているメニューなどのインターフェースを制作するUIアーティストなどがあります。

聞いたことはあっても実際にどのように仕事をしているのかは、なかなか見ることは出来ません。

ですが、このインターンシップでは自らスタッフに話しかけることで、
実際に制作中のモデリングや仕事風景を見せていただくことができます。

アーティストを志望するにあたって、もっとアーティストの職業を知りたいと思い、
それぞれ担当者の方に直接お話を伺いました。

初めは声をお掛けすることに緊張していたものの、担当者の方々は快く質問に応じてくださいました。

「この職業はどんな仕事をするのか」、「またどんな力が必要なのか」を熱く語っていただき、
私も時間を忘れて聞き入ってしまいました。

実際に制作中のキャラクターモデルや、仕事風景を見せていただいた時にはとても感動しました。
また、お話の最後には「インターンシップ頑張ってね」などのお言葉をいただき、励みになりました。

▲スタッフの方々へのお声掛けの様子

思い切って自分から話し掛けることで掴めた情報は、私にとって大きなものばかりでした。
自分から前に出なければ得られない物もある、ということ改めて実感しました。

最後に

ゲーム制作はもちろんですが、普段学校にいては聞けないようなプロのクリエイターのお話
驚きや発見の連続です。

プロの方々の目線でお話が聞けるので、自分の視野を広げることにも繋がります。
コミュニケーション力を磨くという意味でもこの環境はインターンシップだからこそ出来ることです。

この環境だからこそ出来ることに全力で挑み、
3人で内定を目指してゲーム制作を行いたいと思います!

それでは、次回の更新をお楽しみに!!