【インターンシップ発動編1期生】ハードルを越えて、越えて

こんにちは!インターンシップブログをご覧いただきありがとうございます。
プログラマー志望の柴原考志です。

今回は、私がインターンシップに参加するまでの話と、
ゲーム制作で私の担当している部分の話をしたいと思います。

インターンシップで得られるもの

サイバーコネクトツーのインターンシップでは「プロとしてのゲーム制作への姿勢」や、
「直面した問題に、チームとしてどう対応をしていくのか」など、
私たちゲーム業界志望者がプロになるために本当に必要な情報を手に入れることができます!

その中でも、インターンシップ~発動編~は、
現在プロ未満の私たちインターンシップ生を、一定期間内に社員として戦える人材に育てるという、
企業としても、とても挑戦的な取り組みとなっています。

会社全体で「ライバルを育てる」という意識があるサイバーコネクトツーならではで、
どの社員の方もお忙しい中時間を作って「一緒に戦える仲間に育て上げるぞ」という意気込みで
指導してくださるのが伝わってきますし、とてもいい刺激をいただけます。

▲ご指導の様子

挑戦、失敗を繰り返して

実は、私がサイバーコネクトツーのインターンシップに参加するのは、今回で2回目です。

前回のインターンシップから約2年間、インターンシップの選考に落ちたこともありましたが、
プロになりたい一心で、国内、国外問わずいろんな情報に触れるように心がけ、挑戦し続けた結果、
今回、このインターンシップ~発動編~という、かつてないチャンスを掴むことができました!

ただ闇雲に挑戦してもなかなか成果を得ることは難しいですが、
挑戦しなければ、どんな成果もありえません。

インターンシップへの応募もそうだと思うのですが、まずは挑戦する
そしてその中で、どうすれば自分がより成長できるのか、試行錯誤することで、
成長する力も育っていくのだと思います。

▲向き合った時間が成長につながります

私の担当について

前々回、同じくプログラマー志望の深見さんのブログで、
プログラマーの中にも役割分担があることが書かれていました。

私は今回、大まかに言えば、ゲームの見た目をつくりあげる部分を担当しています。

アーティストから受け取った3DCGモデルの表示の仕方を工夫したり、アニメーションを再生したり、
画面全体に視覚効果をかけたりするることで、画面の印象をより魅力的にすることが私の担当になります。

以下は、モデルの表示の仕方によって、見た目がどう変わっていくのかの例です。
▲左から一色描画、テクスチャ貼り付け描画、簡単な照明計算をして描画した3DCGモデル

このインターンシップでは、チームのアーティストが手塩にかけた3DCGモデルを用意しくれます。

3DCGモデルを使ってチーム制作ができる環境は私にとって初めてなので、
このインターンシップという貴重な機会に、とても感謝しています。

テクニカルアーティストを目指して

私が、このインターンシップを経てなりたいと思っている職種は「テクニカルアーティスト」です。

企業によって異なる部分もあるでしょうが、テクニカルアーティストとは、
アーティストとプログラマーの架け橋といえると思います。

現在、最新の家庭向けゲームハードで実現されているような映像効果は、
高度な物理の知識や、開発工程に対する深い理解が必要であり、
プログラマー、アーティストの職業の枠を越えた知識が必要になります。

プログラマー、アーティスト、それぞれのスペシャリストの間に立って、
相互の技術・要望を仲介しながら、この映像表現を実現していく手助けをする
のが、
このテクニカルアーティストという職種です。

未来の、よりリッチな映像表現が盛り沢山のゲームづくりに向けて、
テクニカルアーティストはまだまだ数が足りてないといわれています。

そんなテクニカルアーティストになって、
お客様に興奮、感動していただけるシーンづくりに貢献することが、私の目標です。

しかし…先ほど私がプログラムで出した絵をご覧頂きましたが、どうでしょうか?
正直、絵としては全然魅力を感じる画像ではなかったのではないでしょうか。
今皆さんがお店で買うことができるゲーム
―言い換えれば、お金を払ってでも買いたくなるゲームのグラフィックは、
プロの方が、自らの武器を研ぎ澄ましてつくった結晶です。

それに比べれば、私の武器はまだまだなまくら。
このブログをお届けする時点で、皆さんに「こいつ、やるなっ!」と思っていただける絵を
用意できたらよかったのでしょうが、今の私にはまだそのハードルは越えられませんでした。

が、私はくじけません!この悔しさは次回のブログのときにリベンジということで、
胸に押し込めて、自分の武器を磨き続けていきます!

私以外のインターンシップ生たちも、それぞれ自分たちが伸ばすべき方向性、
アピールしていく場所を決め、日々作業を行っています。

これからのブログは、それぞれのメンバーが「どこに力を入れているのか」に気をつけて
見ていただけると、また違った見方ができるかもしれません。
▲それぞれの目標を目指してがんばっています

さて、このインターンシップも残り約1ヶ月、私たちが挑戦し続けた成果をお届けできるよう頑張りますので、
今後ともインターンシップブログをよろしくお願いいたします!