【インターンシップ発動編2期生】α版完成!

こんにちは!アーティスト志望の内木穂乃香です。

前回の杉川さんのブログでも書かれていたα版が完成しました。
今回はそのα版について私たちが学んだことを皆様にお伝えしたいと思います

α版の完成間際のハプニング

私たちはα版を完成させるうえで、事前に
「どうなったら“α版完成”なのか」ということを
次のように話し合っていました。

<α版の完成>
・どんな遊び方をするゲームなのかがわかるものしよう
・プログラマーは基本動作全ての実装を、
アーティストはα版に必要な素材を仮素材でもいいので全て入った状態にしよう

これを踏まえて、中尾さん杉川さんのブログに書かれていたようにα版の制作を進め、
私は必要な仮素材やゲームのイメージ画を制作していました。

▲α版にむけて制作した背景資料

そして、いよいよα版の締切が直前に迫ったタイミングで

「これの状態がα版の完成?」
「どこまで実装できれば完成なの?」
「見た目も含めての完成ではないの?」

というようにα版の完成目標に3人の認識が統一されていないことが判明しました。

まず発覚した認識の間違いは、α版の「見た目について」です。

① 見た目についての認識

■内木(アーティスト)
・ゲームに必要な素材を、仮素材の状態でも全て用意する
・クオリティーはゲームのイメージがある程度できれば問題ない

■杉川さん(プログラマー)
・必要な仮素材を全て用意する
・クオリティーはゲームのイメージがある程度できれば問題ない

■中尾さん(プログラマー
・ゲームに必要な素材を、仮素材の状態でも全て用意する
・UIやエフェクトなどの見た目の要素の追加やクオリティーが必要

このように見た目の完成度に関して、認識が統一されていませんでした。

見た目のクオリティーについて、プログラマーの二人と改めてお話をし、
α版についてはプレイヤー、ワープボールの基本動作が中心であるため、
見た目に関してはある程度ゲームの内容がイメージできるものであれば良い
ということで話がまとまりました。

また、見た目の認識の違いだけではなく、
ゲームに実装する内容についても認識に誤差がありました。

② α版のゲームに実装する内容についての認識

■内木(アーティスト)
・ボール・プレイヤーの基本動作

■杉川さん(プログラマー)
・ボール、プレイヤーの基本動作
・ボールの基本動作が活かせるステージ
・仮UI
・生存者の救出
・ギミック、ダメージの処理

■中尾さん(プログラマー)
・ボール、プレイヤーの基本動作
・ボールの基本動作が活かせるステージ
・仮UI
・生存者の救出
・ギミック、ダメージの処理
・ソースコードの整理

このように3人で完成目標について改めて意思疎通をすると、
具体的な最終目標が曖昧にになっていたことに気付きました。
▲認識をすり合わせるため、話合いを重ねます。

私が完成項目だと思っていた作業以外にもダメージの処理だったり、ギミックの部分だったりと細かな要素も、
プログラマー側の認識では、完成予定に含まれていたことを把握しきれていませんでした。

α版をつくる前に皆で話していた
「どんな遊び方をするゲームなのかがわかるものをα版として完成させよう」
という目標を全員で共有しているつもりでしたが、実際は、
「何をもってα版完成というのか」という”具体的な項目”について、
確認をしっかりと行えていなかった
と思います。

改めてα版の完成について話し合いをした結果、先程上げていた
「ワープボール・プレイヤーの基本動作と、生存者の救助まで出来ていれば完成」
ということで認識が一致し、今回制作したα版は、自分達の目標に達していると判断しました。

今回の認識のずれは結果が良かったものの、
場合によっては制作に悪影響が出ていたかもしれません。

このα版の制作で、
皆が同じ認識を共有するということは自分が思っている以上に難しいということと、
何度も確認を取ることが大切だということを学びました。

ゲーム制作に関わらず、人と意思を共有することはとても大切なことだと思います。

α版の完成!

締切直前にハプニングが起こったものの、何とか予定通りα版を完成させることができました。
▲α版(ワープしている様子)

▲α版(生存者を救出している様子)

完成したα版では、主人公がボールを投げてそのボールの場所にワープできる、
生存者を救出するところまで実装できています。

デザイン面では先述のとおり仮素材がほとんどですが、
今回のコンセプトでもあるワープボールの基本動作は盛り込まれています。

このα版を実際に指導担当者や社内のスタッフの方にプレイしてもらい、評価をいただいたところ、

■ 操作方法が難しい
■ ワープのタイミングが分からない
■ ボールが飛びすぎてワープ先が見えない
■ ボールの投げ入れる隙間が見えない

などなど、ご指摘をいただきました。

ゲーム画面を改めて確認すると、
操作を補助するようなUIがほとんど無いということに気づきました。

UI(ユーザーインターフェース)とは、ライフケージやタイムなどの画面周りのものや、
メニュー画面、キャラクターが行動を起こすときにボタンを表示させるなど、
ユーザーが操作するうえで補助のような役割をするもののことです。

私はアーティストの中でもUIアーティストを志望しているので「これはチャンスなのでは!?」と思いつつも、
UIでゲームの操作感が左右されると言ってもおかしくないので不安もあります。

でもこのインターンシップの環境なら、社内のスタッフの方々に直接ご指導をしていただくことができるので
この環境を味方につけて、UIの制作に励みたいと思います。

最後に

現在は、これらの頂いたご指摘を参考に、
β版に向けてゲーム制作、スケジュールの見直しを行っています。

α版で学んだ経験を生かし、よりいっそう意思疎通を大切にして制作したいです。

みなさんもゲーム制作はもちろん、仲間との意思疎通はとても大切なものなので
日頃から意識してみてください。

では今回のブログはここまで!
次回をお楽しみに!!