【番外編】東京スタジオインターンシップ指導担当者からのメッセージ①前編

皆様こんにちは。

東京スタジオインターンシップの指導責任者をやっています、
株式会社サイバーコネクトツーの渡辺と申します。
インターンシップブログを開始して数週間が経過しました。

沢山の方にブログを見ていただいて、
ふと「指導する側の考えや方針を伝える回があっても良いのでは」と思い立ち、
こうしてブログを書くことにいたしました。

これからサイバーコネクトツーのインターンシップに挑戦しようとしている方の判断材料として、
また、インターンシップという取り組みを開始しようとしている他社様へのヒントになればいいなと思っています。

まず初めに、インターンシップの目的についてご説明いたします。
インターンシップの目的はズバリ、
「サイバーコネクトツーに就職できるスキルを持った人材を育成する事」です。

ゲームを制作する際にどのような流れで制作を行うのか?
どのようなスキルが求められているのか?
それらを習得するためにはどのような勉強と取り組みが必要なのか?

それらを学ぶための具体的な手段として、
サイバーコネクトツーのインターンシップでは“チームでのゲーム制作”を行っております。
これから2か月かけてインターンシップ生はゲーム制作を行っていくわけですが、
(もちろんゲームのアイデアもインターンシップ生が考えています)

まずはインターンシップ開始直前に行ったことと、それに対する感触から書いていこうと思います。

キックオフミーティング開催!

インターンシップが正式にスタートする2週間ほど前に、
インターンシップ生を集めて“キックオフミーティング”を開催しました。

キックオフミーティングとは?

これから始まるインターンシップを
“どのようなメンバー”“どのように行っていく”のか、
認識を共有するためのミーティングです。実際のゲーム開発でもプロジェクトのスタート時に行います。

実際に行った、キックオフミーティングのアジェンダは以下の通りです。

 ・指導担当者自己紹介
 ・インターンシップについて どう過ごして欲しいと思っているのか説明
 ・インターンシップ生自己紹介
 ・社内案内
 ・お互いの作品確認
 ・アイデア書について
 ・リーダー発表
 ・アイデアについて意見交換

キックオフミーティングの目的は、

 ・インターンシップのビジョンを共有する事
 ・それぞれの役割を確認する事
 ・お互いのパーソナリティを理解する事
 ・課題を出す事

で、これらに関してインターンシップ生に話をしました。

アイデア書について

キックオフミーティングで私は
「インターンシップ初日に各自最低2枚、アイデア書を持ってくるように」
とインターンシップ生に指示を出しました。

2枚のアイデア書は、それぞれ以下の方向性で書いてほしいと伝えました。

 ・インターンシップ生それぞれの個性がうまく融合したゲームのアイデア
 ・自分自身が“心の底から本当につくりたい”と思うゲームのアイデア

この2つのアイデアを出すには
“お互いの事を深く知る”
“自分自身のパーソナリティを伝える”という二つのハードルがあります。

インターンシップ生はお互いのポートフォリオや作品を見せ合い、
お互いの好きな事・やりたい事を伝えあうことで二つのハードルをクリアし、相互理解を深めていきました。

『お互いがお互いの事を理解した状態でインターンシップをスタートする』

2カ月という限られた期間で結果が求められる彼らをサポートするために、
考えた事だったのですがこれが後に思わぬプラスを生むことになりました。

次回のブログについて

次回のブログでは、インターンシップ初日に開催された
“アイデアプレゼンテーション“の内容と、
その時に指導担当者が感じた事についてお話したいと思います。

それではまた!