【インターンシップ発動編1期生】インターンシップ~発動編~ 発動!

皆さん初めましてこんにちは!プログラマー志望の増田浩二です。

プログラマーの中でも主にゲーム部分に関わるゲームプログラマーを目指しています。
2ヶ月間のゲーム制作の中で、インターンシップ生が感じたこと、学んだことを、
ブログという形で皆さんにお伝えしていきたいと思います!

インターンシップ~発動編~とは?

まず、私たちが参加しているサイバーコネクトツーの
「インターンシップ~発動編~」について
簡単に説明します。

インターンシップ~発動編~とは、プロのクリエイターの指導のもと、
2ヶ月という期間で、私たちインターンシップ生が、
サイバーコネクトツーの合格作品相当の3Dゲームを制作します。

そしてインターンシップを終えた際にはなんと!
サイバーコネクトツーの採用面接を受けることができる!
という、まさに「規格外」のインターンシップとなっています。

インターンシップ初日

毎週月曜日の朝に行われる、サイバーコネクトツーの全スタッフが参加する全体朝礼に、
インターンシップ生全員で参加しました!
そこでインターンシップ生として紹介され、一人一人が自己紹介を兼ねて意気込みを話し、挨拶をします。
プロの集まる空間にたじたじでしたが挨拶だけはと気合を入れて挨拶をしました!
が、何故か足が震えていた気がします…。

その後、私たちが2ヶ月間を過ごす研修室へと案内され、生活指導担当・技術指導担当の方と
顔合わせを行ったあと、私たちが制作するゲームについてのお題が発表されました!

お題発表!

指導担当の方から提示された、私たちの制作するゲームについてのお題は、
「対戦もの」
であるということでした。

▲お題を付箋紙に書いたものをまとめて壁に貼って、いつでも見られるようにしています。

さらにプログラマーには
「新規にプログラムを組むこと(過去のプログラムの流用は基本なし)」
といった条件も頂きました。

お題のポイントを押さえていれば特に他に指定はなく、自分たちが考え、
「これが作りたい!」と思ったものを作ってほしいということでした。

以上を踏まえて、インターンシップ生全員で企画を立てていきます。

企画

企画を立てることは面白いゲームをつくる上でとても重要な作業です。
プレイヤーがどこに楽しみを見出すのか、ゲームのどこが面白いのかを考えていかなければいけません。

アイテムやギミックを配置するにしても、
それらとゲームのルールが相乗効果を生み出せるようなものでなければ面白さの幅が広がるとはいえません。

また、ゲームのイメージを制作者全員で共有することもとても大切なことです。

例えば、プレイヤーとステージの大きさの比率であったり、
カメラはそれぞれのプレイヤーの後ろにあるのか、
それともステージ全体を見下ろすように配置されているのか、などです。

私たちは3ds Max 2010というモデリングソフトを使用して、
3D空間上に実際にステージを置いてみて、プレイヤーの大きさやカメラの位置・角度を確認しました。

細かなことでも逐一全員で確認をしていくことがとても大事で、
それを怠ると、いざ制作を開始してみると、自分と相手が思い浮かべているゲーム画面が全然違う、
ということになったりしてしまいます。


▲ゲーム画面のイメージ共有を行っています。

プログラマーの作業

さらにプログラマーはゲームのフローチャート(下図参照)を作成し、
どのシーンが存在するか書き出します。

各シーンのイメージ画像を大まかに書いてみて、どれくらいのリソース(背景画像やBGMなど)が必要なのか
リストにまとめ、管理しやすい状態にしておきます。


▲ゲームシーンのフローチャート

先ほどのカメラの話もそうですが、あらかじめ必要なリソースや作業を確認しておくことで、
スケジュールを立てやすくなるということを教わりました。

私はこれまで、思いつくまま制作に取りかかったり、仕様を変更するなど、
行き当たりばったりな制作を行いがちでした。

その結果、スケジュールが押してしまい、調整もできないまま完成を迎えてしまったりすることがよくありました。

インターンシップでは、プロのクリエイターの方々から、ゲームの技術はもちろん、
物量やスケジュールについての指摘を頂けるのでとても勉強になっています。

企画を考える上で

市販されているゲームは全て定められた期間内につくられています

時間を有効に使うために、決まった時間内に作業をこなすというのはとても大事なことです。

そのため、企画や制作スケジュールを考える際に、
その作業にどれくらいの時間がかかるかを見通す能力はクリエイターに必須ともいえる能力だと思います。

みなさんも企画を考える際は、その二つの能力を鍛える意味でも、
ただ面白いゲームを考えるだけでなく、制作期間のスケジュールも一緒に考えられてみてはいかがでしょうか。

最後に

私たちは今まさにその企画に取り組んでいます。
面白いゲームになるよう、軸をしっかりと定めて行きたいと思っていますので、ご期待ください!

さてさて、始まったばかりのインターンシップですが、あっという間の2ヶ月間、どうなっていくのでしょうか!

次回をお楽しみに!