「ナルティメット」シリーズのサイバーコネクトツー公式ページです!

バトルの引き立て役

皆様こんにちは!
「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームジェネレーション」では
主にプレイヤーエフェクトを担当いたしました、角田です。

エフェクトって何?という話は以前スタッフブログでお話していましたので、
今回はエフェクトを入れると具体的にゲーム上でどう変わるの?
という疑問に答えるべく、エフェクト入れ込み前と入れ込み後の動画を
用意してみました。

演出エフェクトビフォーアフター

 
▼ビフォー


▼アフター

ビフォーからアフターで追加されているもの、変わっているものは全てエフェクト班が入れ込みました。

上記の動画は「演出」と呼んでいる、
アーティストがカメラを固定して入れ込んでいるものです。

演出でのエフェクトの役目は主に「迫力を出す」ことですが、
演出以外にも「インゲームエフェクト」と呼んでいるものがあります。

インゲームとは実際に操作するゲーム画面のことで、
プログラムで制御されたカメラの状態をそう呼んでいます。

たとえば、攻撃がヒットした時にエフェクトを出したり、
地面に叩きつけたときに土煙を出したりなどゲーム上で
「今、何が起こったのか?」「何をしているのか?」
ということを、わかりやすく視覚化してプレイヤーの操作感に味付けをしていきます。

ヒットエフェクトビフォーアフター

 
▼ビフォー


▼アフター

こういったエフェクトを入れることにより、
断然「爽快感」「華やかさ」が出て、
見て触って“気持ちのいいバトル”になります。

単体で主役になることはあまりないですが、
ゲームの引き立て役であるエフェクトも是非注目してみてください!


世界に広がるナルティメットストームジェネレーション!!

皆様、こんにちは。
サイバーコネクトツーのアーティスト、杉上です。

本作「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームジェネレーション」では
ローカライズ版UIの修正やデバッグを担当しました。

世界に広がるナルティメットストームジェネレーション!!

ローカライズというのは北米、欧州、アジアなどの他地域の言語に対応して
ゲームソフトの内容を修正、改訂する作業のことを指します。

本作では英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語と
実に五カ国語へのローカライズを行なっています。

どのような仕事かというと、例えば、キャラクターの使用する忍術
奥義の名称を各言語に合わせて翻訳する仕事です。

例えばカンクロウの奥義「黒秘技・操炎蝎劇」も
日本以外の国だとこんなに変わります。

英語 ▶ Secret Black Move: Scorpion Flames Performance 
フランス ▶ Technique de la chambre noire : Théâtre du scorpion
イタリア ▶ Mossa nera segreta: Spettacolo di fiamme dello scorpione
ドイツ ▶ Geheimer Schwarzmove: Skorpionflammenauftritt
スペイン ▶ Movimiento secreto: llamas de scorpion

黒秘技 ▶ シークレットブラックムーブ」とは、
なんともカッコいい響きですね!!

ただし、こういった翻訳作業には大きな問題があります…
それは日本語に比べて文字数が圧倒的に多いということ!!!

そのため、予めメニュー表示やウインドウのサイズをきちんと考えておかないと後々
大変なことになってしまいます。

■実際の対応例

サイの奥義「忍法・超獣偽画・甲全集」ですが
ドイツ語では「Ninja-Kunst: Superbestien-Schrift: Rüstungssammlung」と、
こちらもとても長文になります。
このままでは文字がウインドウからはみ出してしまうので、
改行をして読みやすいように収めます。

読みやすくまとまりました!!

ちょっとしたことではあるのですが、より多くのお客様に快適にプレイをして頂くために
様々なこだわりの元にメニュー画面は作成されています。

海外版を手にする機会があれば是非メニュー画面もご覧になって下さい!
色々な発見が待っているかもしれません。


【第2回】4/27(金)USTREAM配信「USTREAM 忍界大戦」

2012年4月27日(金)配信の「USTREAM 忍界大戦」を公開!

第2回目は、CC2伝説の忍より西川・千光士、開発者からゲスト菅田参戦!
ゲーム音が出ないというハプニングもありましたが、
なんとか無事に配信ができました!

最後の締めはCC2らしく(!?)グダグダ感満載で終わりました。
次回もMC柴山の名司会っぷりにご期待ください!

【対戦結果 CC2忍 VS ユーザーの皆さま】

全10戦中 3勝7敗
CC2の忍たち、惨敗

第1回戦 千光士 敗北
第2回戦 菅田 敗北
第3回戦 西川 敗北
第4回戦 影武者 敗北
第5回戦 影武者 勝利!
第6回戦 千光士 敗北
第7回戦 菅田 勝利!
第8回戦 影武者 勝利!
第9回戦 西川 敗北
第10回戦 千光士 敗北

【本日のベストプレイ】
参加してくださった方の中から「本日のベストプレイ」を選び、
その方には松山洋&開発者のミニサイン色紙をプレゼントします!

本日のベストプレイヤー
hayate03 さん

ご参加された方、ご視聴された方
ありがとうございました!!

次回配信日は、5月11日(金)19:00~
たくさんのご参加お待ちしてます!!


【第2回】4/27(金)USTREAM配信「CC2名作劇場 誰とだってインパクト!」

2012年4月27日(金)配信の「CC2名作劇場 誰とだってインパクト!」を公開!

リハーサルもノリノリのディレクター矢野!


第2回本番もノリノリで配信スタートです!

今回の2回目のご参加者の「古本」さんはなんと、
前回の第1回配信をきっかけに
『ナルティメットインパクト』をご購入して下さったとのことです!
ディレクター矢野含めCC2スタッフは感激でした!

<「古本」さんからの嬉しいメッセージ>
前回の放送を見て試しに体験版をダウンロードしたら、そこから転がるように、いつの間にかソフトを買っていました(笑)
ひとつの話が長すぎず、少しずつでも一気にでも進めてしまうので、ついついPSPの電源を入れてしまいます(笑)
(メッセージより一部抜粋)

真さん、古本さん、
ご参加していただきありがとうございました!

【ディレクター矢野よりコメント】
今回は“奇跡”が起きました!
なんと、ご参加頂いた「古本」さんは、
この番組がきっかけで『ナルティメットインパクト』をご購入頂いたそうです!

もう、嬉しくて胸がいっぱいです!
もちろん、「真」さんのご参加も感激!

また、Twitterで「ぼつ」さんから、
お知り合いに『ナルティメットインパクト』を持っている子が多い
という嬉しい報告も頂きました!
ありがとうございます!

次回も、皆さんのご参加やメッセージをお待ちしています!

【ディレクター矢野の野望】
「CC2名作劇場 誰とだってインパクト!」によって
「インパクト伝道師」を全国に誕生させます!

現在の達成率

(群馬県)ゆにこん さん
(群馬県)古本 さん
(千葉県)ろどりげす さん
(福岡県)真 さん

【本日のベストプレイ】
参加してくださった方の中から「本日のベストプレイ」を選び、
その方には松山洋&矢野貴浩のミニサイン色紙をプレゼントします!

本日のベストプレイヤー
古本 さん

ご参加された方、ご視聴された方
ありがとうございました!!

次回配信日は、5月11日(金)19:00~
たくさんのご参加お待ちしてます!!


西川裕貴という名の男

みなさん、こんにちは!
「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームジェネレーション」で
効果音を担当しました、サウンドデザイナーの中田です。

今日は、サウンドセクションのお仕事の話ではなく、
この作品の中心人物の一人と言っても過言ではない、
西川裕貴という男に関してお話しようと思います。

西川裕貴という名の男

彼と出会ったのは弊社の看板タイトルの1つである「.hack」シリーズ制作の途中、
たしか11年ほど前のことだったと思う。

アーティストの新人として入社した彼は(推定身長128cmあたりだったで
あろうか…)その見た目のコンパクトさとは異なり、
ゲームクリエイターとしてのかなりの強い決心とその持前のカリスマ性で、
周りのベテランスタッフに「コイツはただものじゃないな?」
ビシビシと感じさせる男だった。

その身長からは想像できない攻撃的な意見と、
シャープなアゴのラインから生まれるニヒルな笑顔。(アヒルではない)
社員たちの間で一番の人気者になるまで、時間はそうかからなかった。

そして彼は、まじめ一本に背景の制作に取り組む一方、
ゲーム開発者として様々なスキルをドンドンドンと
吸収していった(通常の3倍、いやそれ以上。)。

また、能力を伸ばすにつれ彼の身長は、
信じられないほどグングンと成長(推定128cm~170cm)していった。
(規定外の果実とかは食べていない)
いや、彼の存在感が周りにそう感じさせたのかもしれない。

彼の身長が180cmを少しこえたある日、こんなことがあった。
「ナルティメットヒーロー」のナルトの奥義中に出てくる
オタマジャクシ(ナルトの口寄せ失敗)の音声を社内で収録しようというのだ。

そこで、当時の開発スタッフに声をかけてみたところ、
西川裕貴と“スガタ”がオタマジャクシの声優を志望した。
互いにゆずらない2人は、「たかがオタマジャクシ」と
全く感じさせないほど“熱く”、オーディションで競い合った。
どちらが勝ってもおかしくない、白熱の闘いであった。

しかし、西川裕貴はその闘いに敗れてしまった。

あの時の西川の背中はいまでも覚えている。

あの敗北は、後の西川裕貴を形成するのに
必要なプロセスだったのかもしれない。

その少しあと、(彼の身長が190cmになったあたりか…)
会社の社内紹介用のビデオを、
「.hack」シリーズの新里を監督として作成することになった。

その作品中の俳優は、すべて社内のスタッフで行ったのだが、
なかでも、西川の演技は渾身の内容で、
観る側に驚くほど鬼気迫るものを感じさせた。

あのとき、貴重な体験をしたからこそ、この結果であったことは言うまでもないだろう。

そうして、彼の、社内での地位と評価は昇りのようにどんどん昇っていった。
(いや、むしろ鯉の滝登りか?まぁ、どっちでもいいや)

そのうち全社員から、「弊社『ナルティメット』シリーズには
彼以外のメインディレクターはいない」と言わしめるようになった。
彼のそれまでの努力を考えれば、この流れは必然であったといえるだろう。

自分は、サウンドデザイナーとしてこれからもずっと、
この男のために必死で頑張ろうと思う。

この男なら、
世界中のみんなを幸せに出来ると思うから…

注)上記の作品には若干の脚色を含んでいます。身長はあくまで当社比です。

CC2で一番イケてると信じてやまない西川裕貴