• ローカライズ
  • 中途採用(2024年入社)
  • シンシア ランド ルイス
  • Cynthia Rando Ruiz

Q. 今の業務を簡単に教えてください。

多くの人が翻訳とローカライズが同じものだと思っていますが、実際には異なります。翻訳はローカライズの一部にすぎません。ローカライズには翻訳作業だけでなく、プロジェクト管理や言語や文化を含む品質チェックや改善の作業も含まれます。さらに、社内の各部門との主要な窓口となり、ローカライゼーション戦略に関する提案・改善などの活動もしています。私のミッションは、日本で開発された我々のゲームがどの言語、地域、市場でも快適に楽しめるよう仕上げていくことです。世界中のプレイヤーが違和感や不便さを覚えることなく、心からゲームを楽しめるよう日々取り組んでいます。

Q. なぜサイバーコネクトツーを選びましたか?

私は昔から”ゲーム”と”言語”に対して情熱を持っていました。私の夢はいつかこの情熱をもって業界を生まれ変わらせることでした。大学では日本語を専攻しており、その頃友人たちと『NARUTOーナルトー 疾風伝 ナルティメットストーム3』など、サイバーコネクトツーのゲームでよく遊んでいました。タイトルを通して会社のことは既に知っていたため、サイバーコネクトツーでローカライズ職を募集していると知った時には、「今しかこのチャンスはない」と思い、ためらわず応募をしました!あの時行動をして良かったと心から思っています。

Q. 実際にCC2に入社して大変だと感じる(言葉の壁を感じるなど)ことはありますか?また、それをどう解決していますか?

前職では翻訳エージェント会社のプロジェクトマネージャーの職に就いており、複数のプロジェクトを同時に対応していましたが、ゲーム開発の仕事とは異なります。ローカライズの仕事は、ゲームデザイナー、アーティスト、プログラマー、ゲームディレクターなどゲーム開発に関連する全ての部署の人と仕事をすることになります。初めてだと不安な気持ちでいっぱいになりますが、相手を知っていくうちに、そして彼らが何を必要としているのかを理解していくうちに、どうすると効率的にサポートができるのかを学ぶことができました。そう、周囲とのコミュニケーションがカギなのです!

Q. 入社時と比べて現在の日本語はどれくらい上達していますか?元々来日前に日本語は話せましたか?

大学の頃から日本語を勉強しておりましたが、サイバーコネクトツーに入社してから私の日本語能力は格段に向上しました。上司や同僚などと日々コミュニケーションをとっていると、新しい言葉やニュアンスなどを簡単に覚えていくことができます。さらに、役立つフレーズを一覧にまとめて、必要な時には引き出せるように工夫しています。今後の目標としては、さらにスピーキングや筆記能力を向上させていくつもりです!

Q. 普段日本語をどれくらい勉強しますか?日本語勉強のコツなどあればおしえてください。

これまでは書籍と終わりのない単語リストのみで勉強していましたが、そrだけでは不足していました。日本の会社で実際に仕事をしてみて分かったことは、自分の日本語能力を伸ばすための最良の方法は、「できるだけ多く日本人とコミュニケーションをとる」ということです。対話をする相手がこちらの母国語を話せないのであればなお良いです。どうしたら相手に伝わるか、試行錯誤する経験こそがあなたの日本語能力を向上させます。日本に来たいが、言語力に不安があり、迷っている皆さんへ私からののアドバイスは一つだけです。悩まずに日本へ来てください!

Q. 今後の夢や目標を教えて下さい。

ローカライゼーション・スペシャリストとして成長し続け、この業界に貢献し、近い将来、日本と世界の架け橋になりたいです。 その目標を達成するために、日々翻訳の練習を行うほか、最新のゲームをプレイしながらその多言語版を研究することで、業界の最新動向についても積極的に学んでいます。さらに、日本語力向上のために日本のニュースや書籍を読むほか、日本人の同僚と会話して、ビジネスや実践的な表現力を磨いています。 この目標を持ったのは、言語や文化の壁を越えて人と人をつなげる仕事に魅力を感じたからです。ローカライゼーションを通して、より多くの人に素晴らしい作品を届けたいと思っています。

ある日のスケジュール

08:30 会社最寄りのカフェでコーヒーを買って出社します!
09:00 メールや翻訳チーム、ローカライズの協力会社様からのメッセージ確認から作業は始まります。
10:00 すべての状況を把握した後に、自分のその日のタスクを確認し、優先順位を考慮しながらローカライズ関連のタスクをこなしていきます。
11:15 15分の小休憩の後は、社内のサウンド室とローカライズ室で朝礼を行います。
13:00 昼食!手作りのお弁当を食べたり、同僚と外食したりします。
14:00 業務再開!自分宛ての通知を確認します。もし新規の作業がなければ、朝とは別の業務を進行します。
16:00 午後の小休憩。おやつを食べるにはもってこいの時間です!
17:00 一日の作業の仕上げに入ります。すべてのメッセージに返答しているか、中途半端な対応になっていないかなどを確認していきます。
18:00 作業終了!お疲れさまでした!

※本インタビューは2024年12月のものです。

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