- シネマティックアニメーター
- 中途採用(2023年入社)
- サトウ ソウマ
- 佐藤 爽真

Q. 今の業務を簡単に教えてください。
ゲーム内で再生されるデモシーンを制作しています。例えばゲームの最初に流れるオープニング映像やイベントのリアルタイムデモ、必殺技の演出といった部分になります。私は主にイベントなどのリアルタイムデモの制作を担当しています。具体的には、絵コンテを元にしたレイアウトの作成や、キャラクターのモーションの調整、カメラワークやライティング、エフェクトやポストプロセスなどの演出効果の設定などを行っています。ゲームのデモシーンは、映画などの映像制作と比べて機能的な制限が多く存在します。その中でどう魅力的な画を作るのかという工夫は、ゲームの映像制作における楽しいポイントだと感じています。
Q. なぜサイバーコネクトツーを選びましたか?
私はもともと異業種で働いていましたが、社会人になってから趣味で3Dモデリングや映像制作を学び、自主制作を続けていました。そんな中、大阪スタジオ開設のニュースを目にし、「自分の好きなことを仕事にできるチャンスかもしれない」と思い、転職を決意。ゲーム業界での実務経験はありませんでしたが、自作のデモリールをポートフォリオにして応募しました。 サイバーコネクトツーを意識するようになったのは、学生時代に触れた『.hack』シリーズがきっかけです。自分の創作ジャンルの原点にある作品であり、このシリーズとの出会いがなければ、今ここにいなかったかもしれません。まさに憧れの作品に導かれたご縁だと感じています。
Q. 実際にCC2に入社して大変だと感じる(言葉の壁を感じるなど)ことはありますか?また、それをどう解決していますか?
自分にとって最も困難だったのは、アニメ調独特のケレン味の強いアニメーションの制作です。趣味で作っていたものは簡易のモーションキャプチャを元に制作したものがメインで、それらを手付けで手直しする程度の経験でした。しかしサイバーコネクトツーでは、基本すべての動きを一から手付けで制作します。なかなかOKがでず、何度も作り直す日々が続きましたが、早い段階から動画コンテから仮組み、そして本組みといった一連の作業をさせてもらえたことで、日々成長を実感することができました。とにかく場数を踏めたことに加えて、疑問にもすぐに答えてもらえる環境が、技術面でも精神面でも大きな支えになりました。
Q. サイバーコネクトツーの好きなところについて教えて下さい。
コンテンツに対するリスペクトと強いこだわりを持つ人々が揃っているからこそ、自ら動けば必ず応えてくれる環境があると感じます。特に「迷ったときに、質問や助けを求められる安心感」 は、日々の仕事において大きな支えです。また、社内コンペで集まる熱量のある企画や、実際にプロジェクト化された事例を目にするたびに、次は自分が続く」という意欲が湧きます。また、自分は転職により生活環境が激変したのですが、業務部の方々にサポートしていただいたことで不自由なく仕事に打ち込めました。開発部と同じくコンテンツに対して愛とリスペクトのある人々が揃っており、非常に心強い存在です。
Q. 今後の夢や目標を教えて下さい。
現在は、デモ制作に関わるあらゆるスキルをハイレベルに習得することを目指して日々取り組んでいます。特定の分野に特化するというより、幅広い技術に対応できる柔軟性を持ち、「デモが必要ならまずこの人」と思ってもらえるような存在になりたいです。 将来的にはアートのディレクションに携わる立場で仕事をしたいと考えています。これは入社前から抱いていた目標ですが、実際にサイバーコネクトツーの先輩方の姿を見て、その想いはより強いものになりました。いつか、自分が手掛けたタイトルをきっかけに、誰かが自分と同じように創作を始めてくれたら最高ですね。そんな日を夢見て諦めずに取り組みたいと思います!
Q. 就職活動中の方へメッセージをお願いします。
学生の方へはもちろんですが、異業種からゲーム業界を目指す方や趣味の創作者へも伝えたいです。情熱を持って創作に取り組んでいた経験が、プロの現場で必ず活かせます。サイバーコネクトツーには、世界的なIP原作の作品からオリジナルタイトルまで、刺激的な制作環境が整っています。プロの技術に触れ、個人では到達できないスケールの作品制作に携わるチャンスがここにはあります。共に良い環境で、最高のゲームを作りましょう。
ある日のスケジュール
09:00 | 出社 | 作業開始 |
10:30 | 朝礼 | シネマティックアニメーターの朝礼(作業進捗を確認します。その後、作業順を調整します |
11:00 | 小休憩 | ゲーム関係のニュースや社内の共有情報をチェックします |
11:15 | 作業時間 | |
13:00 | 昼休憩 | 社内の研究会用にツールを検証したり、スタッフと一緒にランチで情報交換をします |
14:00 | 作業再開 | |
16:00 | 小休憩 | ゲーム関係のニュースや社内の共有情報をチェックします |
16:15 | 作業時間 | |
17:00 | 1日の進捗を鑑みて、明日以降の作業順などを調整します | |
18:00 | 退勤 | |
終業後 | 趣味の自主制作。個人や複数人でモデリングや映像、イラストなどいろいろ制作しています。 |
※本インタビューは2024年12月のものです。 一覧へもどる