- ゲームプログラマー
- 新卒採用(2021年入社)
- タン スンセン
- Tan Soon Seang

Q. 今の業務を簡単に教えてください。
基本的にはゲームデザイナーに依頼された仕様を確認して、特に問題がなければ部下に割り振って実装してもらいます。 必要に応じて実装を手伝うこともあります。スケジュールを組み込むのも私の仕事です。集めてきたタスクの優先度と内容を確認して、決められたマイルストーンに収められるかどうかを確認するなどの管理作業も行っています。地味な作業ではありますが、プロジェクトを成功させるには欠かせない仕事だと思っています。最後に、他セクションの人が困っていることがあれば、耳を傾けて技術的な意見を提供します。
Q. なぜサイバーコネクトツーを選びましたか?
私は「ドラゴンボール」の大ファンだったので、サイバーコネクトツーが開発した「ドラゴンボールZ KAKAROT」を遊んだ時は感動しました。原作を忠実に再現したシーンが多くて、まさかこれほどのクオリティのゲームがあると思わなかったです。その際に、サイバーコネクトツーの存在を知り、この会社で働きたいと思うようになりました。そして、私が当時通っていた専門学校主催のゲームショウで、サイバーコネクトツーのプログラマーマネージャーに声をかけられ、スカウトをいただきました。当然そのチャンスは逃しませんでした。後日の面接で話を伺い、会社の
「こだわり」や「方針」が自分とマッチしていたので、この会社に入社することを決めました。
「こだわり」や「方針」が自分とマッチしていたので、この会社に入社することを決めました。
Q. 実際にCC2に入社して大変だと感じる(言葉の壁を感じるなど)ことはありますか?また、それをどう解決していますか?
大変だと感じることはありますね。私は人見知りなので、馴染みのない人に話しかけるのが苦手でした。私との会話で相手の気分を害してしまうのではないかと不安になっていました。それでも、ゲームをより良いものにしたい気持ちのほうが大きかったので、まずは話の内容を整理してから、話すようにしました。ですが、スタッフはみんな、とてもフレンドリーだったので、余計な心配をしていただけでした。そういった恐怖に支配されないように、可能な限りスタッフとランチに行ったり、ボードゲームに参加したりして、楽しい思い出を沢山作れました。そのおかげで、不安も次第になくなり、自分の意見をしっかり伝えられるようになりました。
Q. 入社時と比べて現在の日本語はどれくらい上達していますか?元々来日前に日本語は話せましたか?
初来日の頃、日本語能力試験N2 相当の日本語はありましたが、最初の1年間はカタコトが隠せませんでした。来日後はゲーム制作の専門学校に通い、日本語の知識を広げることは出来ましたが、それでも間違うことはあり、恥ずかしい思いをたくさん経験してきました。失敗から学んだことが多くあります。まさに失敗は成功の母ですね!入社前には日本語をある程度話すことができたので、入社時と比べて大きな成長はあまり感じませんが、ゲームデザイナー、アーティストなど他セッションの人に仕組みと理由を説明することが多々あるので、それをやり続けた結果、知らないうちに日本語が上達しているのかもしれません。
Q. 普段日本語をどれくらい勉強しますか?日本語勉強のコツなどあればおしえてください。
社会人になってから、日本語の勉強の為に机に向かうことはそこまで多くありません。プライベートの時間に行っていることが、結果的に日本語の勉強に繋がっています。例えば、国の料理が恋しくなったらレシピ探しから材料調達そして料理まで実践したリ、トレンドになっているゲームを遊んで何が良かったのか分析したりします。日本語を急速に成長させたい人にアドバイスをするならば、それは「郷に入っては郷に従え」です。日本人の友達と遊ぶことを日常化して、日本語を可能な限りアウトプットしてください。そして、あらゆるエンターテイメントを日本語で楽しむことが大事です。例えば、カラオケの時は日本語の曲を選曲してミスを気にせずに思い切り歌うとか、映画館では邦画を楽しむとかです。
Q. 今後の夢や目標を教えて下さい。
今の夢はやはり歴史に残る、私が誇れるゲームの開発に携わることです!そして、世界中の人々を笑顔、感動、幸せにしたいです。それを達成できるように、様々なことを絶賛勉強中です。次は伝説のスーパープログラマーになりたいです!不可能なことを魔法のように可能にしたいです。面白い企画書は沢山ありますが、限られた開発期間や予算など様々なハードルがあるので、思い通りにならないことも多いです。その為、将来的に限られた開発期間の中でクオリティの良い作品を提供できる凄腕プログラマーになりたいです!
ある日のスケジュール
09:00 | 部下の勤怠や Teams 上のメッセージなどを確認します。 | |
09:15 | 朝礼での報告事項を整理して、返答が必要なものに返信や、やるべき作業の確認をします。 | |
10:30 | セクション朝礼に参加して、プログラマー全体の進捗をプロデューサーとディレクターに報告します。 | |
11:00 | 小休憩 | 健康に良いバナナを食べます。 |
11:15 | ゲームデザイナーと情報共有を行います。仕様の再確認や仕様に対する疑問などを話し合います。![]() |
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11:30 | タスクの進捗を Redmine に記載して、自分自身と部下のスケジュールを確認しながら、整理します。 | |
12:00 | 部下と進捗確認を行い、必要に応じてアドバイスします。その後にプログラマー全体朝礼に参加します。 | |
13:00 | お楽しみのランチ時間です。基本的に誰かを誘って外食します。 | |
14:00 | 仕様確認、実装作業に全集中します。部下や他セクションからの相談も受け付けます。 | |
16:00 | 小休憩 | お楽しみの小休憩の時間です。同僚と雑談します。 |
16:15 | 部下のコードレビューを行って、確実なフィードバックを返します。 | |
16:30 | 引き続きに実装作業を進みながら、管理業務も行います。 | |
17:45 | 翌日にやるべきことをメモ帳に記載して、切りのいいところで作業を終わらせます。 | |
18:00 | お疲れ様でした!緊急案件がない限り、帰宅します! |
※本インタビューは2024年12月のものです。 一覧へもどる