「ナルティメット」シリーズのサイバーコネクトツー公式ページです!

6つのジェネレーション

こんにちは!ローカライズ管理担当の矢澤竜太といいます。
今日は「NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームジェネレーション」の
ローカライズについて少しだけお話しようと思います。

本作のプロジェクトでは、
英語、フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語への
ローカライズ管理を行いました。
本作は、他の「ナルティメット」シリーズと同じく
北米欧州オセアニアなどで発売されているのです。

ローカライズ

ローカライズ?

あんまり耳に馴染みのないローカライズという単語ですが、そのまま訳すと
「ローカル (現地) 化する行為」で、一般的には別の市場や地域で
製品を受け入れてもらえるようにする作業すべてを指す言葉です。

「ナルティメット」シリーズでは、ことばを翻訳するのはもちろん、
現地のアニメ「NARUTO-ナルト- 疾風伝」で使われている
術名、地名、言い回しなんかも、
日本語と同じくアニメ完全再現を目指して頑張っています。

海外版では英語音声と日本語音声の両方が収録されているのですが、
ファンの方の声では日本語音声で字幕を出して遊んでいる方も
かなり多いとか。
中には字幕と音声をよーく聞いてセリフを覚えてくれる方もいらっしゃいます。

翻訳者さんと愛を共有!

さて、開発中、ローカライズが始まってから私が一番力を注ぐのが
「翻訳者さんからの質問に対応すること」です。

世界中の皆さんにできるだけ早く遊んでもらうため、CC2では日本語版の開発中に
ローカライズを開始します。つまり、完成していないゲームをローカライズするのです。

当然、翻訳者さんにはできるだけ充実した資料を用意するのですが、
どうしてもわからないところが出てきます。

たとえば「<ある初登場キャラクター>の奥義名を翻訳したいのですが、
この術は具体的にどういう演出がなされますか?」という質問を受け取った時は、
調整を行なっている最中のゲームデザイナーやアーティストに質問し、
最善と思われる説明を英語で書いて返答する必要がありました。

目まぐるしい時期ではあるのですが、ひとつひとつが品質向上につながるので
とても充実した時期でもあるのです。

私の仕事内容は他にもまだまだたくさんあるのですが、
全部書くとスンゴイ量になってしまうので、
今日はこのあたりで切り上げておきますね。

それでは、
NARUTO-ナルト- 疾風伝 ナルティメットストームジェネレーション
楽しんでください!