音も楽しめるスマートフォン用ゲーム

カテゴリー: 開発ブログ タグ: ,
「ギルティドラゴン」開発ブログ

皆様こんにちは。
サウンドプログラマーの渡邉です。

「ギルティドラゴン」のサウンドシステムについて


「ギルティドラゴン 罪竜と八つの呪い」はスマートフォン用ゲームですが、サウンドシステムはコンシューマゲームと同じくらいの機能を備えています。

ガシャやカード合成などでは「ダッキング」という機能を用いて特定のSE(効果音)を再生している間は自動的にBGM音量が下がるようにしています。
これによってSEの迫力が増し、ドキドキ感がパワーアップ!

ただ、コンシューマゲームほどリソースを贅沢に使える訳ではありません。
1つの波形の音量やピッチを自然に揺らがせる「ランダムパラメータ」機能を駆使したり、複数の波形を組み合わせて音を作ったり、UnityのDSPエフェクト機能を使用してみたりと、なるべくデータ容量の節約を心がけました。

サウンドパラメータ設定シートがこちら。
少々わかりにくいですが、BGMやSE一つひとつのバランスが細かく設定されています。

■サウンドパラメータ設定シート

でも表現力を犠牲にしたくはなかったので、いつも通りに全力疾走した結果、

●BGM :8曲
●効果音:157個 (波形数117)
●音声 :50個 (波形数26)

という、ものすご~くリッチな仕上がりになってしまいました。

「えー、スマートフォン用ゲームの音なんて」と思っているそこのアナタ!
ギルティドラゴンは音を聴きながらプレイした方が絶対面白いですよ!
映像と音楽の相乗効果は、スマートフォンでも健在です!

Share on Facebook

ギルティドラゴン開発ブログ