パンチするボタン

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「ギルティドラゴン」開発ブログ

みなさんこんにちは!
「ギルティドラゴン 罪竜と八つの呪い」でメニュー周りのプログラムを担当させて頂きました小川博史と申します。

コンシューマゲームでメニューというと、ごく一部の機能であるように思われますが、今回はソーシャルゲームということで、メニュー画面が大きな機能を担います。
「ギルティドラゴン」というタイトルは私たちの新しい挑戦ということもあり、既存のソーシャルゲームを超えるべく、これまでにない要素をふんだんに入れています。

メニュー周りで大事なこと


メニュー周りで言えば、やはり「ゲーム」ということで、触った時の反応が大事です。
そのため、ボタンを押したときの挙動が今までのソーシャルゲームとは違うものになっています。

ボタンを押したときの挙動の初期案としては、シンプルに押した時に色が変わるというものでした。
ですが、やってみたところ押したときの感触がイマイチよくないということで、改善して“ボタンを押した瞬間にボタンがボワッっと白くなりつつ広がるエフェクト”を入れています。

ボタンはお客様が一番触る部分ということもあって、あまりごちゃごちゃしたものではなく、かつシンプル押した実感があるものを!ということでこのエフェクトに落ち着きました。

さらにクオリティアップへ


ただ、エフェクトを付けた際にディレクターの穴井から「ただボワッと広がるだけではまだ押した感が足りないので、“ギュッと一瞬縮んでからボワッと広がる”ようにして欲しい。パンチのアニメーションと同じで、ただ手を伸ばすのではなく溜めてから手を伸ばすと強調されるから」とのアドバイスを受け、「なるほど」と思って作ってみたら、ものすごく感触がイイものに!

あまりにも感触がよかったので、試しに冒険の「進む」ボタン用に作っていた“ギュッボワッエフェクト”を全てのボタンに適用できるようにし、挙動を細かく調整しました。

押した感触があり、尚かつうざったくない丁度良い感触が出せたと自負しております。
「ギルティドラゴン」は既に非常に多くのユーザーさんにプレイしていただいておりますが、1日何回ボタンが押されているんでしょうか。

ソーシャルゲームということで、大変多くのお客様に触って頂く機会があるということを意識しつつ、気を引き締めて開発しておりますので、今後とも「ギルティドラゴン」を宜しくお願いします!

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