【東京スタジオインターンシップ2期生】初めての報告会

はじめまして、こんにちは!

東京スタジオインターンシップ第2期生アーティスト志望の井ノ口幸奈です。

自分の知らない環境でのチーム制作を体験したいと思い、今回のインターンシップに参加しました。

今まで当たり前だと思ってきた自分の常識を打ち崩して、
チームメンバーやプロの方から、新しい考え方やスキルを身につけていきたいです。
よろしくお願いします!

本日は、前回仙石さんが書いていたように、みんなで選んだリアンティさんの企画を元に、
1週間かけてメンバーと考えてきた企画・ルールを、指導担当である渡辺さんに報告しました。

報告会の様子

企画の根幹となる、レイヤー構造の仕様や、今後のスケジュール等を吉川さんが代表して報告しました。

▲みんな真剣です

今回のゲームでは、【レイヤーのように層が重なった世界を冒険するゲーム】ということで、
お医者さんが患者さんの、何層も重なった『心』の中に入って治療する、
という世界観を活かす方向で話が進みました。

リアンティさんの描いたイメージボードの雰囲気をみんなで共有して、
レイヤーならではの世界観を壊さないように制作していきたいです。

また、レイヤーの仕組みの概念はプレイヤーに伝わりにくいので、
プレイヤーに伝わるための工夫が必要だというアドバイスもいただきました。

そして、報告会によって、具体的な遊びの内容がいまいち想像できない、
という問題点が目立ってきました。

企画が決定した当初から引きずっている不安要素なので、どうにかして解決をしたいところです。

そこで・・・

ギミック班結成!

▲試行錯誤中・・・

プログラマーの井上さん、水谷さんと私の3人で、ギミック班を結成しました。
毎日30分以上、遊びの仕掛けの部分に関する話し合いをすることになりました。

3人だけで仕上げるというわけでなく、
チーム全員でブレインストーミングを行って出た意見を元に、会議していきます。

3人で会議する、ということにはなっていますが、担当というだけなので、
手が空いていたり、提案があるメンバーがいる場合はそのメンバーも加えて話し合いを行います。

できた仕掛けはその後にメンバー全員と共有し、
そこでもらった意見をフィードバックし、試行錯誤を繰り返していきたいと思っています。

実際にプレイヤーの立場に立って、どうプレイをするのか
想像しながら考えていくのは大変ではありますが、おもしろくもあります。

また、企画が動き出したことにより、会議をする機会が増えてきました。

会議のルール

▲会議の様子

限られた時間の中で、会議が長引いてしまうとみんなの作業時間を奪うことになってしまいます。
そこで、会議を効率的に行うために、
事前資料(アジェンダ)と議事録を作成することになりました。

前にチーム制作を行ったときに、会議が長引いて停滞してしまい、
結論もうまく出ずに苦しんだことがありました。

そのときに、アジェンダと議事録を作成したところ、
会議がうまくまわるようになったので、その経験を活かしたいと思い、私からメンバーに提案をしました。

アジェンダを作成することによって、何を決めるための会議なのか、また、
会議をするにあたって、前もって考えてこなければいけないことは何かが
明らかになるので会議を効率的に進めることができました。

また、議事録を作成することで、その会議で決まったこと、
また、そのときには決まらなかったことが明らかになるので、
その後の作業をスムーズに行うことができます。

さらに、企画でどうしようと迷ったときに議事録を参照することで、
どういう流れで今この形になっているのかが一目でわかるので大変便利です!
議事録は当番制なので、みんなで書いていくことになります。

情報の伝達が重要なチーム制作において、
目に見える形で資料を残しておくことは非常に大切なことだと感じました。

おまけ

▲手作りしてみました

期限や締め切りなどが複雑になってきたので、見やすいようにカレンダーを作成しました。
メンバーの似顔絵をみることでやる気がでます。
このチームだからこそできる、最高に面白いゲームをつくるために頑張ります!