作り手の愛、「モブ」の一人一人にまで!

ブログをご覧の皆様、こんにちは。
劇場用3Dアニメーション「ドットハック セカイの向こうに」
アニメーションを担当しました上田です。

ワタシは、「.hack」シリーズの制作には「.hack//G.U.」以来の参加となります。
「.hack//G.U.」ではキャリーはじめモンスターのモーションを担当したワタシですが
今回は映画に出てくるキャラクター達のアニメーションを作成しました。

制作中盤でプロジェクトに合流したワタシは、
メインキャラクターよりもその後ろで動いているエキストラの面々、
通称「モブ」の皆さんを多く受け持ちましたね。

このモブの皆さん、弊社デザイン担当やモデルチームによる驚愕のクオリティを誇り
脇役とはいえ、他作品でメイン張れるかもって位のベッピンさん&イケメン揃いです。

可動個所もメインキャラクター同様、
表情や指先の細かい個所もしっかり動かせる高級素材!!

アニメーションもメインキャラクター並のクオリティでなきゃ、
そこだけ粗(あら)になってしまいます。
でもメインキャラクターより目立っちゃいけないし、
限られた時間の中で物量をこなさなければ完成しない。

迫る締め切り、襲い来るジレンマ・・・

そんな環境の下、ワタシは
状況の許す範囲で、
モブの皆さん一人一人に魂を込めるつもりで、
アニメーションという名の愛情を注いでいったのでした。 

ワタシのみならず、スタッフ各々があらん限りの愛情を込めた1本の映画
それが劇場用3Dアニメーション「ドットハック セカイの向こうに」なのであります。

一度見ると、映像の美しさに見とれて細かいとこまで気がつく事は無いかもしれません。
再度ご覧になる機会がある方々には、映像の中の隅々にちりばめられた
スタッフ一同の愛にお気づき頂ければ、嬉しく思います。

以上、アニメーション担当の上田(G.U.の時は↑dAでした)がお送り致しました。

こんなイケメンの武器屋どうですか(しかもドヤ顔)。ワタシが監督なら主演ですよ

後ろのお二人も会話してたりします。ちなみにこのカイトのはにかみ顔はワタシの劇中イチのお気に入り!

最新の記事