第三章 19話「不浄の戒塔」

カテゴリー: ストーリー, 第三章
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みなさんについてきて良かったです

僕たちだけだったなら、シャナンの言葉は聞けなかったと思います

うん……ありがとう……

喜んでもらえたら、嬉しいのだ~

コクコク

 

 

厄介事にも巻き込んでしまっているけどな

いえ、冒険には多少のスリルがあるものですからね!

うん……大丈夫、だよ

ニコニコ

 
◆ ◆ ◆
 

正雪は塔で待ち伏せしているでしょうか?

アイテム入手の策が失敗した以上、一旦出直すのではないかと思いますわ

諦めていただいた方が有難いですけれど

この際、さっさと姿を見せてくれた方が後顧の憂いをなくせるんだがな……

 
◆ ◆ ◆
 

あれが「不浄の戒塔」か……

ちょっと……いやな感じ……

僕やみんながいるから、大丈夫だよ

うん……

コクコク

 
◆ ◆ ◆
 

……

あっ……あそこ!
ドッペルの私!?

アネゴの偽物め……なにをしに来たんだ!?

正雪のかわりに、とんでもないヤツが待ってるとはな……

すんなり通してくれるって事はなさそうね

やるしかないな……

……コクリ

 

 

ウウ……

 
(スゥッ……)
 

そんなに恨めしそうな顔して消えないでよね
……まったく

何かを伝えようとしているのか、それとも我々の邪魔をしにきているのか……?

確か以前遭遇した時、宝剣を折ったのが彼女かもしれない、という話でしたわね?

だとしたら、邪魔をしようとしている可能性は高いかもしれませんわね

さて、正雪も姿を見せないようだし、塔に入るか?

扉は鍵が掛かってるみてーだな

例のカンザシと、宝剣を近づけてみたらどうだ……?

コクリ

 
(スッ……)

(ピカッ!)

(ゴゴゴゴゴゴ……)
 

おめでとうございます
鍵が開きましたわね

よーっし、行っくのだ~!

 
(ザッザッザッ……)

(ギイッ……)
 

……ククク、思った通り
一度開けば、しばらくは通れるみたいだな

最後に勝てば良いだけの事、今は先行させてやるさ

 
(スッ……)
 

……急がなければいけませんね

だな……

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