- アプリ内のメインストーリーをそのまま掲載しております。
- チュートリアルが含まれた内容やわかりにくい表現がある場合もございますので、あらかじめご了承ください。
神殿に入る前に思ったが、塔のように高いな |
30階ほどの階層に分かれているようデス |
塔のように、というか塔だよね… |
◆ ◆ ◆
先は長いので、クリュ・アーク神殿の由来などを説明いたしマス |
先ほど七海様が言っておられマシタが、クリュ・アークは戦いを司る獣神デス |
獣神ゆえに、怒りのあまり暴走することもしばしばあり、ソノ伝説も多く残っているそうデス |
獣はやっぱり暴走するのねぇ…? |
な、なんだよ… |
◆ ◆ ◆
「精霊の蒼き涙」の事をまだビント達に頼んでいなかったな |
ビントに頼むと忘れちゃいそうだねぇ~ |
…そうだな、頼む人選は考慮するとして、お前も人の事はとやかく言えんぞ? |
それは、俺も声を大にして言いたい! |
あわわ、やぶへびだよ~! |
まあ、ベルに頼んでおけば大丈夫だろう… |
…よし、メールしておいたぞ |
でも「精霊の蒼き涙」はビントちゃんが持ってたのよね? |
またビントちゃんが迷子になってないとイイわね~ |
…まさか、な |
何かのフラグがピコンと立った音がシマシタ |
◆ ◆ ◆
おっと、ベルから返信だ… |
どう? |
迷子が前提なのか… |
さすがビントちゃん、期待を裏切らないわね |
とにかくメールによると、ビントを見つけ次第、西の塔に向かってくれるそうだ… |
いや、その前におしおきをしないとダメだねぇ… |
あっちはあっちで平常運転みたいね~ |
◆ ◆ ◆
今回はどうして迷子なのかしら? |
ペットに逃げられて追いかけて行った、とかじゃないか? |
街でペットを探す、みたいな事を言ってたからな |
うわぁ… |
しかし、妙だな… |
どうしたの? |
神殿にしては、神官のNPCすらいない… |
そういえば、そうね…ゴクリ |
入り口から黒ネームが出てたんだ… |
◆ ◆ ◆
ヴゥ……ゥ…… |
!? |
コクコク |
この先… |
コクッ |
よし、気づかれないうちにこちらから行くぞ! |
◆ ◆ ◆
ヴゥウウゥゥ… |
やったな… |
この上にもいそうだわね… |
◆ ◆ ◆
そういえば、わんわんは、独りで東の塔に向かうのよね? |
どうして、独りで行く事に決まってるんだ? |
ええっ! |
だから、なんでそんなに驚くんだ!? |
◆ ◆ ◆
ほら…ヴィクトリア… |
アイツと行く事にするぜ… |
おい、皆が一斉に「お前が言うな!」って突っ込みたくなるような事を言うなよ? |
◆ ◆ ◆
オッケー、ヴィクトリアのヤツを呼び出しといたぜ! |
結局、ヴィクトリアと呼ぶんだな… |
じゃあ、わんわん行ってらっしゃい~ |
え? |
は? |
おう、封山の岩戸の前で待っててもらうぜ? |
あのな… |
私、ちょっと反省したわ… |
◆ ◆ ◆
我々が岩戸に戻れそうな時間を見込んで、その時間に待ち合わせる様にしておけよ? |
お、おう! |
アレね… |
バニラさんがコレまで見た事のないような悟った顔をシテマス… |
◆ ◆ ◆
あ、ヴィクトリアから返信がきたぞ… |
ほう、なんと? |
えーっと… |
「でもしょうがねーから行ってやる」 |
(清々しいほどのツンデレねぇ…) |
(なんでこっちが恥ずかしくなってるんだ) |
◆ ◆ ◆
じゃ、邪魔するなって言われた! |
そこに喰いつくのか…!? |
あらやだ、波乱の予感がするわ♪ |
◆ ◆ ◆
わんわんは、福寅ちゃんの師匠の事は知らないんでしょ? |
福寅ちゃん…? |
復讐の寅を縮めて、ちょっとメデタイ感じにしてみたのだ~ |
バニラ、それは分からないぞ… |
でも可愛いらしくてズルいな… |
なんか、その師匠もついてくるらしいぜ? |
良かったじゃないか、友達が増えて |
な、馬鹿な?! |
ん? |
◆ ◆ ◆
まあ、あの師匠…アトラとか言ったか? |
ところで、なんの師匠なのかしらねぇ? |
言われてみれば、謎だな… |
よく分からないけど、俺も弟子にしてくれるかな? |
うん、よく知ってから弟子にしてもらうか決めた方がいいだろうな! |
◆ ◆ ◆
…ヴゥ……ァ…… |
!! |
今のうちに、良い所を見せておかないと! |
あらやだ、ガンバッてねぇ、ファルファル~ |
キター! |
にやり♪ |
◆ ◆ ◆
ヴアアルウゥゥ…ゥ…… |
結局、美味しい所を持っていかれたわねぇ |
くっ… |
いったい、何と戦っているんだ…? |
◆ ◆ ◆
やっと20階を越えたか… |
フゥ~、それにしても高い神殿ねぇ |
あと10階だ、行くぞ! |
にひ~、が、がんばる~ |
◆ ◆ ◆
おっ、ヴィルからメールだぞ |
あらま? |
ヴィル、だな… |
あぁ、ビント見つかったんだ |
しかし、そうか… |
どうしたの? |
メールだと、九州弁じゃないんだな… |
そこ、そんなに重要なんだ… |
◆ ◆ ◆
ふむ、ヴィルたちは西の塔に向かってくれたみたいだ |
やれやれねぇ |
予定通り、オオアリクイをゲットしたそうだ |
わぁ… |
◆ ◆ ◆
そういえば、すっかり忘れていたわ! |
どうした!? |
せっかく神殿に来たのに、お宝を探すのを忘れていたのよ! |
エレミアさんが、とてもゲンナリしておいでデス… |
どうせ高価な物は上の階層にあるものだし、今からでも遅くはないわよねぇ? |
あー、まあ確かにそうかもしれんなー |
あの強欲っぷりは、まさにアネゴの復活… |
ソレがイイ事なのかドウカ、分かりマセンヨ |
◆ ◆ ◆
しかし… |
焦りは禁物よ… |
いや、他の侵入者がいた事を指摘したつもりだったんだが… |
こうなったアネゴはもう止められないぜ! |
なんで誇らしげなのか教えてくれないか? |
◆ ◆ ◆
ガシャン…
!! |
また黒ネームが… |
これ以上、お宝を荒らされたらたまったもんじゃないわ! |
いやいやいや、ちがうだろ!? |
◆ ◆ ◆
エレミア、遅いわよ! |
こういう時の爆発力を、平和利用できないものかな… |
ザンネンですが、全く想像デキませんネ |
◆ ◆ ◆
…ヴゥォ……オ…… |
!! |
その心配はないと思うが… |
コクッ |
◆ ◆ ◆
ヴギャアアアアァァァ! |
出たわね! |
さあ、出番よ! |
コクッ |
素直に従うのが、マスターの良いトコロデス |
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
黒ネームとの戦闘
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
ヴギィイイイ…ィ…… |
やったわね… |
本来の目的をお忘れになりやがってマスね… |
それを狙っていたかどうか分からんが… |
あ、あの女の像の目! |
さすがに目ざといな… |
他の精霊のお宝と、同じくらい輝いてるわね… |
おい、売ったらいくらか、とか考えてたりはしないだろうな? |
それは、非売品だからな! |
し、知ってるわよ、もちろん! |
よし、じゃあそれを持ってすぐに下りよう |
コクッ |