戦場のフーガ2 オリジナルサウンドトラック Vol. 1
あの絶望は通過点に過ぎなかった ——
「LieN -リアン-」による主題歌のほか、80曲を超える楽曲のうち前半の42曲を収録。子ども達の闘いの軌跡をたどります。
作詞・作曲を担当したCC2福田考代の楽曲コメントを紹介!
「誰ぞ思ふ」
少しもの悲しく、決して明るい平和な曲ではないのですが、これから始まる子どもたちの不安や前作『戦場のフーガ』の回想などを意識しています。
この曲はシナリオ後半、子どもたちの魂との会話シーンにも使われています。この魂との会話によりお互いの本音が分かってくるんです。
曲を書き始めたときは「”プチ・モナ村”の曲になるのかな」と、思いながら書いていたのですが、子どもたちの心境と合わせていたらどんどん暗くなっていってしまって……。
なので、曲タイトル(曲名はサイバーコネクトツーのシナリオ担当の野口が付けました。グッジョブ!)のとおり、誰もが誰かを思っている曲になっています(ちなみに平和なプチ・モナ村の曲はVol.2の23曲目”ボクらの決着”です)。
「風の道標」
『戦場のフーガ2』のシナリオプロットが出来上がった時に書いた曲です。
大切な友達を失ってしまう怖さと、今どこで何しているのか分からない不安。
でも、この空は繋がっていて同じ星を見てるかもしれない。そんな希望を歌詞に込めました。
曲目リスト
【戦場のフーガ2 オリジナルサウンドトラック Vol. 1】
※収録曲数:42曲 / 再生時間:66分16秒
- 再始動
- 放たれる魂
- 芽吹き
- 心揺らぐ追走
- 呪われし鉄塊
- ホッと一息
- 拭い難い疑念
- 誰ぞ思ふ
- 鋼の要塞再び
- 奪われた友
- のしかかる空気
- お嬢様円舞曲
- 凶事との対峙
- 気掛かりな事
- 圧倒する存在
- 仲間のためなら
- 命を捧ぐは
- 理の外(ことわりのそと)
- 風の道標(みちしるべ)
- 溢れる光
- 奪還
- 時を越えた憎悪
- 毛づくろい
- 爪痕を捉える
- 静かな港町
- 安堵の目覚め
- 拘束された少年
- 望まぬ闘いへ
- 踏み鳴らせよ高らかに
- 不協和音の空間
- 老い老い
- 緩やかな一歩
- 焦りの荒野
- わんぱく探検隊
- 封じられた過去
- 鉄の寺院
- 異形の鉄鬼
- 喪失
- 足音は重く
- 交わらぬ瞳
- 雨の慟哭
- 旅の道化
サウンドユニット「LieN -リアン-」
三谷朋世(ボーカル)/ 福田考代(作詞/作曲)
ゲーム制作会社サイバーコネクトツーがプロデュースする三谷朋世(ボーカル)、福田考代(作詞/作曲)によるサウンドユニット。2007年に結成。『戦場のフーガ』の主題歌・エンディングテーマのほか、『Solatorobo それからCODAへ』、『.hack』シリーズなどゲームタイトルの主題歌や挿入歌を数多く手掛ける。透明感のある伸びやかな歌声と叙情的なメロディ、世界観や心情を繊細に表現した歌詞で多くのファンを魅了する。