皆さまこんにちは。
アーティストとして、デモ・演出を担当しました古屋です。
「ASURA’S WRATH」は、プレイしていただけているでしょうか?
この「ASURA’S WRATH」というゲームの売り文句の一つに、
「熱い怒羅漫」というものがあります。
そう、ドラマです。
ドラマ性をいかに演出するか、これには演出チーム全員、かなり苦労しました。
ドラマには何が必要か?
私は、「最終目標に到達するまでの葛藤や障害をいかに克服するか」が
ドラマを描く鍵であると考えています。
しかし、アスラは悩まない!
どんな障害にもド正面からぶち当たり、突破する!
そこが魅力的なところですが、最初から確固たる信念を築いているアスラは、
内面部分での変化や成長を表現しにくいキャラクターです。
登場人物の心情に変化や成長があったとき、そこにこそドラマが生まれます。
「ASURA’S WRATH」のドラマに動きをもたらすには、
ある意味足場が完全には定まりきっていない、
不安定さを備えた人物が必要となります。
そこにさっそうと登場するのが「ヤシャ」というキャラクターです。
このゲームの「もう一人の主人公」です。
しっかりと悩み、葛藤してくれるので、アスラ以上に主人公している部分もあります。
実は、私はアスラよりもヤシャに感情移入してしまいました。
この人物が、「ASURA’S WRATH」の「怒羅漫」をグンっと盛り上げてくれます!
ストーリーの中盤、ヤシャが操作可能になる話が用意されています。
そのヤシャは、個人的にかなり熱い思いを込めて演出させていただきました。
アクション部分もアスラと違い、クールでスピーディーな感じを意識して作ったので
かなり新鮮だと思います。
乗り物に乗ったり走ったり♪
ドラマとして非常に大きく動く話でもあるので、
是非皆さんプレイした際にはヤシャの活躍にご注目お願い致します!
また、DLC第二弾の
第15.5話「青二才が」!
と
DLC 第三弾
第四部『輪壊編』
ではゲーム本編とは違う、別の側面を見ることができるので、これもまた要チェックです。
ヤシャかっこいい!