みなさんこんにちは、「ASURA’S WRATH」は楽しんで頂けていますか?
サウンドマネージャーの福田です。
私の方からはアフレコ収録現場のお話をさせて頂こうかと思います。
「ASURA’S WRATH」では、日英の両方の収録全てに立ち会いました。
そこで、今回は北米で行われた英語音声収録について、いくつかお話します。
英語音声収録にて
まずは、この写真を見てください。
このモニターに映されているものが、声優さんのブースにも映しだされます。
画面右手のブースに小さく写っていますよね。
これは台本にあたるもので、エクセルフォーマットでの資料です。
そうなんです、日本のように製本化されないんです!
ですので、声優さんは、この画面を見ながら、セリフを喋ります。
内容を変更する際には、直接PC上でセリフを書き換えます。
なんて効率がいいんだ…。しかもECO。
日本の場合はというと、分厚い台本を片手に、ページめくりの雑音を気にしながら・・・
というスタイルですが、これは古い歴史もあり、今後も変わる事はない、有る意味日本の
良い文化だと思います。
製本された台本は、声優さんや各スタッフがいろいろと書き込める
重要なアイテムにもなっています。
あと、時間について。
アメリカでの収録時間は朝10時に開始され、夕方18時にはきっちり終わります。
素晴らしい!
国民性が出ていますね。
ま、アメリカでの収録は、時差ボケとの戦いでもありましたが。
いろいろ勉強になりました。
最後に、日本での収録風景(スタッフ側)はこんな感じでした。