サイバーコネクトツー東京スタジオ、サウンドプログラマーの渡邉愉香です。
「ASURA’S WRATH」では
ゲームエンジンのサウンド機能をカスタマイズしたり、
福岡のサウンドチームが制作したBGMとSEを組み込んで鳴りを調整したり、
東京でのレコーディングに立ち会ったりと
ほとんど「サウンドの何でも屋さん」的な感じで開発に携わっています。
映像と音楽の相乗効果
アスラはデモ班の拘りの結晶のような演出ばかりなので、
BGMの再生開始タイミングやフェード時間にも思いきり拘りました。
最もグッとくるところで曲が始まり、そして終わるように。
映像と音楽がピタッとハマると本当に気持ちいいですよね!
特にアスラ虚無化シーンやエンディング間際のシンクロ率は素敵なことになっているので
デバッグ中にうっかり普通に見入ってしまって
肝心のチェック箇所をスルーしてしまってやり直し…
なんてことも何度かありました。
でもそれって、絵と音の相乗効果が作り出す感動なんです。
映像だけでなく、心を揺さぶる音と併さってこその怒羅漫なんです!
…なのに制作プロデューサーの松山社長がメディアで自慢するのは
映像表現のことばっかり…。
松山社長!!
もっとサウンドのことも自慢して下さいよー!!
と、昨年末の忘年会で女子に囲まれてとっても嬉しそうな社長に
詰め寄っておきました。
いつか「LieN -リアン-」の単独ライブが開催されて、
生オケをバックに「震える心」が聴けることを期待しています。