第三章 13話「匠の矜持」

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しかし、意外なところに黒幕がいたな

誠に面目ございません
あとでキツく絞っておきますので

それ、学校でって事だよな…?

もちろん

マジでドSティーチャーだわ…

 

 

いつもながら、素晴らしい教育指導ですわ

いえいえ、刹那さまには及びませんよ

せっちゃんも知ってたのね…

本当に恐いんだよ、この人たち…

フフフ…

ははは

大人って恐いのだ…

 
◆ ◆ ◆
 

で、今回の目的は何だったんですかねボス?

おう、各ギルドから優秀な人材の流出を狙ってみたんだが、さっぱりだったな

各ギルドを不穏な空気にして、人を引きぬくつもりだったのか?…呆れたな

まったくですね、やり方が稚拙すぎる
もっと効果的なやり方がありそうなものを…

そうだな、もっと効果的な……ん?

冗談ですよ、ははは

大人は信用ならないのだ…

 
◆ ◆ ◆
 

協力者は、やはり「ゆっきー」と「正雪」、それに「烏丸」、「カァコ」ですか?

俺と直でやりとりしたのは正雪だけだな
後は知らんぞ?

なるほど、細かいシナリオは正雪が描いたという訳ですか

そうそう、俺はヤツの話に乗っかっただけ
なんだぜ?

言い訳は許可していないぞ、前原

急にリアルに戻るのは、ややこしいから止めてくれっての!

どっちがボスか分からんな…

 
◆ ◆ ◆
 

おい、この前襲ってきた奴が森に潜んでるぞ

そういえば、彼もいましたね
TAKA、でしたか

先に言っておくが、知らんぞ?

襲ってくるなら、今度こそ後悔させてやるさ

 

 

くっ……やはりダメか

観念しろ、正雪の差し金か?

…なぜそれを!?

ごめんなさ~い…

だ、だれ?

私、カァコです…

え、カナコじゃなくて、カァコ?
えーと、ポイズンハニーの?

デヘ…はい

 

 

えぇと、つまりお前はTAKAではなく…

ああ、烏丸だ

二人ともそれぞれ、別のキャラでログインしている、ということか?

デヘ…そうです

烏丸とカァコでログインしたら、足がつくと正雪に言われたんだ…

と、いう事はカァコさんに剣を盗ませたのはゆっきーさん、ですね?

はい、そうです…

それで繋がりましたわね、正雪とゆっきーは協力しているか、同一人物ですわ

だから正雪は、ゆっきーしか知らない情報を知っていたという訳だな

(お前達、無事だったのか…
それで、カンザシと剣は取り戻せたのか?)

(TAOに相談したらどうだ、と助言してきたのも正雪だったな)

カンザシと宝剣を持っていたゆっきーを黒ネームが襲った事は、本人しか知らないはずだろうしな

それに最初からTAO、つまりボスへ話を持って行くように仕向けていたようですね

曖昧な言葉も多く、確信は持てませんでしたが、関係者または同一人物と仮定したら、全てが繋がりましたよ

何だ、結局ヤツが全部ボロを出してたのかよ

だから、言ってるでしょう企み事は仲間を選べ、と

企む事自体は否定しないのか…

 
◆ ◆ ◆
 

それで、TAKAとカナコはどうして正雪に協力する事になったんだ?

最近お互いのギルド同士で仲が悪いみたいな
空気が流れてたでしょ~?

お互いのギルドメンバー同士も仲悪い感じになっちゃってぇ~、もし仲良くしてたら、裏切り者扱いされてたんですよぉ~

でも~、実はあたしたち秘かにラブラブでぇ
みんなに隠れて、デートしてたんですぅ~♪
…デヘ

あ、あぁ……そう……

そこを正雪に見つかって、俺は正雪に、彼女はゆっきーに脅されていたという訳さ…

 
◆ ◆ ◆
 

あんた達を襲ったのは、戦ってアイテムを奪い取って来いと言われたからだ

まぁ、どう考えても取り返せる可能性なんてなかったと思うんだが

我々の、特に貴方がたの力を確かめたかっただけかもしれませんね

情報の少ない我々のか?
準備だけは周到だな……

……

 
◆ ◆ ◆
 

頭を冷やした今なら言えるが、なぜあの時脅されたくらいで、あんな事をしたのか…

都さん、それに銀の細腕の皆に迷惑をかけてしまった…本当に申し訳ないよ

密会していた事を罪悪感に思っていたのなら
そこを突かれて、正しい判断が出来なかったという事も理解できますわ

そうだな、反省してるなら、もう良いんじゃないか?

でへ…ごめんなさい

 

 

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
~中央市場~
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

テレッテレー!
チャルタンに到着なのデス

俺はまたいずれ、改めて詫びを入れに行く
あとは頼む…

よろしくねぇ…

コクリ

では、銀の細腕の工房へ伺いましょうか――

 
ドオオオォォン!!
 

!!

今の、工房の方からじゃない!?

行こうぜ!

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
~「銀の細腕」工房~
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

なにごとだ!?

よ、よぉ…

つーさん、何でこんなズタボロ状態で床に転がってるの?

いや、これには、海より深い訳が、な…?

その奈落の底より深ぁい言い訳とやらを、聞かせとくれよ、つーさん?

ひぃ

フフフ
ご機嫌斜めですわね、都?

斜めも斜め、大斜めだよ
あんた達もコソコソと隠し事かい?

あら、私の隠し事は今に始まった事では
ありませんわ?

そりゃ、失敬
で、つーさんはどんな隠し事をしてんだい?

そいつは、内密な話で……おい士堂さん!
後生だから黙って見てないで、助けてくれ!

都さま、私が説明いたしますので
その大業物の大剣を収めて頂けますか?

そうかい、納得のいく説明を頼もうかねぇ?

こんなにおっかない人だったのか…

……こくこく

 
◆ ◆ ◆
 

…なるほど、うちの正雪があこぎな真似をしちまったようだね

何てこった…
結局、身内から不始末を出すとはな

仕方ないねぇ……うちは客商売だ
他所様に迷惑をかけたとあっちゃ、
店をたたむしかないようだね

そんな、姐さん!?

お?
だったら、ぜひうちに来れば……

前原、少し黙ってろ

うぐ……

都さまのおっしゃることも理解できますが、そうするとリト様の性格上、ポイズンハニーも解散すると言い出しかねません

こちらの対応にも問題がございましたし、どうか考え直していただけませんか?

…つーさん、壊れたカンザシをおくれ

ええ……こちらですが、どうするんです?

今、ここで修復するのさ…
ただし、特殊な触媒はなしの一発勝負さ

ええっ!あれがなけりゃ、いくら姐さんでも成功率が1割もなくなっちまうんじゃ…

だったら、祈りな

でなきゃ、カンザシも、この工房もそれまでだったってことさね…

な、南無八幡大菩薩!!

祈る相手が間違ってないかい?
祈るんだったら、このあたしにだろ

乾坤一擲…!!

にひ~……
目を開けるのが、恐いのだ……

どう、なったんだ!?

カンザシは修復されマシタ!

フフフ……
いつもながら、お見事ですわね

悪運が良いだけさね…ハハ

た、たすかった……
姐さんは、やっぱり菩薩さまだぜ!

ニコニコ

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