皆さん、こんにちは!!
ゲームデザイナーの宮原です。
「ASURA’S WRATH」では、主にプレイアブルバトルと言われる
敵とのバトル部分のレベルデザインを担当しました。
そもそもレベルデザインとは何か?
それは、キャラクターが移動するマップ、
エリアの空間や環境、難易度などを作成する事です。
したがって、設計次第によってはゲームの「面白さ」に左右されるので
非常に重要な役割なのです。
○一番こだわった伽藍船内部のプレイアブルバトル
私が本作で一番こだわってレベルデザインをした話数があります。
それは、第九話「世界の話は聞き飽きた」で、
特に伽藍船内部のプレイアブルバトル!!
この話数ではアスラが6本腕となりますが、
第五話「哀れな漢だ」でもザコ敵とのバトルがありましたが
錫杖を装備した童子だけしか登場していませんでした。
なので・・・
この第九話で存分に味わってもらいましょう!!
この伽藍船という戦艦、長さが“5km”っていう設定があるんですよね。
さて、どうしたものか・・・。
ん?
そういえば、今までのザコ敵ってほとんど同じ敵しか登場していないな。
それに、この伽藍船って色々な施設も事だろうし、色んな敵が乗っているはず。
それに内部も少し歩かせたいしな・・・。
よし・・・。
この第九話では全ての敵を登場させてあげましょう!!
ということで、ほぼ全ての敵のタイプが登場します。
そして、戦艦内部も歩けます。
途中、大尊入道っていう大尊よりもさらに大きい敵が待ち構えています。
(ちなみに大尊の大きさは約7m。大尊入道は約30m)
なので、この話数は色々と歯ごたえのあるように設計しています。
ぜひ楽しんでプレイしてみて下さい!!
![アスラを通せまいと通せんぼする盾を装備している童子達。](http://www.cc2.co.jp/cms/asuranews/wp-content/uploads/2012/03/31c9a42867746b3806a941e170d64fe2-620x348.jpg)
アスラを通せまいと通せんぼする盾を装備している童子達。