第三章 10話「そして宝は」

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「ギルティドラゴン」開発ブログ

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~エントランス~
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ごめんくださいましー…
どなたか、いらっしゃいませんか~?

おいおい誰が返事をするってんだよ…

…う…う……う…
だぁ……れぇ……だぁ……

ひっ!?

な、なん、なんでぇ、今のは!?

…素が出てるな

えっ、あっ…うふふ……
なんなのでしょうか、今のは~?

いまさら、だな

こくり

 
◆ ◆ ◆
 

…う…う……う…

ま、また聞こえやがりましたわ!

口調が崩壊してるな
ところで……

さっきからなにをコソコソしてるんだ
バニラ?

に…ひ……ひぃ~…♪

あんたかよ!

おどかすんじゃねぇ!…ですわよ!

なんか、余裕が無くなるとキャラが変わる
みたいだな…無理してないか?

…大変お見苦しい姿をお見せして、
申し訳ございませんわ…

キャラを作るのは、大変なのだ…にひ~

キャラを作るのとは、少し違うのですけど…

わたくし、いわゆるお嬢様学校に入学する
ことができまして…

まわりは本物のお嬢様ばかりなので、
おしとやかさを身につけたいんです…

キャラじゃなくて、本人が猫をかぶる修行を
してるの?

ぶっちゃけそうですけど…
猫をかぶるって、ちょっとヒドくない?

さっそく荒れてるようだが…

あぅ…「ぶっちゃける」って…
おしとやかに言ったら何でしょうか…?

 
◆ ◆ ◆
 

それはそれとして、先ほどから手がかりを
探しているのですが、何も見当たりませんね

おっと、任せてしまって済まん

あなたは、何も感じませんか?

私が?何を?なんで?

今この中で黒ネーム化を経験された方は、
あなただけ…なのですわ

あらやだ、本当だわ
でも、何か感じるか、と言われてもねぇ…

感じないのなら、それはそれで良いのですよ

 
◆ ◆ ◆
 

何かしら…さっきあんな事を言われたから、
なんか気分がモヤモヤしてきたわ

刷り込みか?
影響を受けやすいな

ふーん、だ!
デリケートと言ってほしいのだ~!

念のために注意しておいた方が良いですわね

コクリ

 
◆ ◆ ◆
 

うぐぐ……

うーん…やっぱりなんか…
頭が痛くなってきたかも~…

バニラ、風邪じゃないのか?
ゲームしてる場合じゃ…

……!

どうした…あっ!

オォオオォン……

やっぱり、黒ネーム!?
アイタタタ…

狼の言うとおり、こっちは我々にまかせて
休んでいろ、バニラ!

ら、らじゃー…任せたわよ~

コクッ!

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黒ネームの女との戦闘
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ウロロオオオオォォ……

あっ…
もしかして、この黒ネームさんは…

ゆっきーさん…!?

何ですって?

オオォォ……

やっぱり…
間違いありませんわ…

これで、話を聞けそうな参考人がひとり
消えたという事ですわね

でもカァコさんではなく、なぜ
ゆっきーさんがここにいたんでしょうか…

烏丸もここに隠れてるかと思ったんだが…

この分じゃ長居はしてなさそうだな!

ですが、ここに何かがありそうだという
確信は持てそうですよ

よし、気をつけながら先に進むぞ

こくり

 
◆ ◆ ◆
 

あら?
頭痛が治まってきた、かも

ですが、無理はよくありませんわよ?

そうだぜ、後は俺たちに任せろよ

うーん…でも、ここで落ちたら気になって
休むどころじゃないし、行くわ!

仕方ねーな、俺がちゃんと守ってやるぜ!

あー、はいはい…

 
◆ ◆ ◆
 

ゆっきーが黒ネーム化していたということは
他の二人も危ないかもな…

あら、その逆も考えられましてよ?

二人のどちらかが先に黒ネーム化していて、
まき込まれたということか…確かにそうだな

カァコさんも黒ネームになっていたら、
やはり倒さないといけないんでしょうか…

現状、黒ネームになったキャラクターを元に戻す方法は確認されてませんわ

そうですわね?

ああ、我々は知らない

許すまじ、ね…

 
◆ ◆ ◆
 

そうだ、元に戻るわけじゃないが…
ココレはドッペルとしてまた現れたな

あれは、化けて出たっていうんじゃないの?

自虐すぎる…強いぜ、バニラ!

こくこく

もし、また化けて出てきたら成仏させてやろうじゃないの!

お前がそういうなら、遠慮なくやらせてもらおうかな……フフフ

コクッ

お、お手柔らかに頼むのだぁ~

 
◆ ◆ ◆
 

あれ…?
また……頭が…ぐぬぬ

おいおい、大丈夫か?

バニラは後ろに下がってた方がいいぜ?

うぐぅ…じゃあ、そうするのだ…いてて

ココまで痛々しいバニラさんを見るのは、
珍しいデスね

こくこく

 
◆ ◆ ◆
 

あだだだだ…
マジで痛くなってきたのだぁ~…

これは…すぐ近くに居ますわね

いたぜ!
あそこだ!!

ヴルルルゥ……

本当に出たぞ…
偶然じゃないっていうのか?

にひ~…私、なにかに覚醒しちゃった?

へろへろな声で、何を言ってるんだバカ!
いいから、休んでろ!

さっさとヤツを倒そうぜ!

コクッ!

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
黒ネームの男との戦闘
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ヴルルルゥ……

どうだ、バニラ!?

あ……すーっと何かが抜けていく感じ…

治った…みたい?

それは良かったですわ

……

今の黒ネームに見覚えは?

いえ、カァコさんではありませんわ

うちの烏丸でもないと思うぜ

では今の黒ネームが、この辺りを徘徊して
森守たちを黒ネーム化させた者でしょうか…

断定するのは難しいですわね

 
◆ ◆ ◆
 

…刹那は、何か知ってるんじゃないか?

何か、とは抽象的すぎるご質問ですわね

バニラの身に起きてる変化のことなんだが…
かりんも同じようなことが起きてるのか?

その因果関係については、情報が不足しておりますので、お答えできかねますわ

ただ、これまで見てきた状況の蓄積から推測する限り、類似している…とは思いますわ

……

やあねぇ~、なんでゲームの中の出来事が現実の私に関係あるのよ~

それはな…

ここが“The World”だから…ですか?

そう、としか言い様がありませんわ

なんなの…それ?

私も以前…といっても子供のころですが、“The World”をプレイした事があり……

その時、不思議な体験をしたらしいのです

らしい、とはどういう事だ?

その時の記憶が、無いのですよ

記憶が、ないって…そんな

士堂様のおっしゃられた事ですが、
私は驚きませんわ

そうだな、私もだ

だって、これゲームでしょ!?

怖い顔でおどかされても、私、こまっちゃうのだ~

……

…え~っと、マジ?

都市伝説レベルの話だが、“The World”に閉じ込められて、現実世界に帰れなくなった者もいたとか

何度か起きた、世界的なネットワーク危機の原因が“The World”だという噂もあったな

そんな……冗談きついのだ、エレミアってば

エレミア様が聞かれた噂は、それなりに証言が残っている信憑性の高いものですのよ?

マジかよ…

我々がこれまで遭遇した異変は、ゲームの不具合、と言われたらそれまでかもしれん

だが、この先もそんなレベルで済むかどうか保証はないぞ

ぐむむ…とはいえ、私どうすればいいのかわからないんだけど…?

 
◆ ◆ ◆
 

最上階まで来てしまいましたね…

あっ…、あそこ!
また私の偽物がいるわ!!

……

こちらには気づいてないようだが…
何をしてるんだ…?

何かを持ってるみてぇだな

もしかすると持ち出されたアイテムかも
しれませんわ!

だとしたら、先手必勝なのだ!
行くわよ!!

コクッ!

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
ドッペル・ココレとの戦闘
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ウウ……ウ……

あんたは、もう成仏しなさいな…

バニラ、今のココレが出た時は、頭痛とかの症状はなかったのか?

あれれ~?
そういえば、全然痛くなかったわよ!?

もしかして、治ったんじゃねぇか?

免疫が出来たのか、それとも別の要因があるのか…興味深いですわ

心なしか楽しそうに聞こえるのだ…

気のせいですわ

あっ、これは無くなっていた剣!
…ですが、折られてますわ!

姐さんのカンザシも折られてやがる…
畜生、ひでぇ真似を!

なんだって!?
…さっきのドッペル・ココレがやったのか?

ちょっと、何で私を見るのよ!
私じゃないでしょ~!?

そのドッペルがアイテムを壊したかどうか
現場を見ていないので、何とも言えませんね

アイテムは戻ってきたが、謎は謎のままか…

仕方ありません、報告のために一旦
戻りましょうか

…こくり

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