第三章 7話「二重存在」

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あやめー!

 
……
 

返事がないわね…もっと上に逃げたのかしら

逃げてくれていればいいが…

 
◆ ◆ ◆
 

そういえばずっと気になっているのだけど

なんだよ、何見てんだ?

何であんたまで、ここにいるのかって事よ

はあっ?

まぁまぁ、本来は銀の細腕さまとポイズンハニーさまとの話し合いが主だったので

どうせ話し合うなら、都を連れてきなさいよ

姐さんは、忙しいんだ!
それよりうちの宝を返しやがれ!

はあ?
何を言ってるの?

九十九さん、今はよして下さい…

ケンカするなら、帰っていいよオジサン!

だれがオジサンだ!

 
◆ ◆ ◆
 

あやめー!
いないのかーい!?

 
……
 

ショートメールを打ってみたらどうかな?

たしかにそうだね……
よし、無事なら返事をくれと打っておいたわ

 
◆ ◆ ◆
 

お、あやめから返事だ……

『ここは何階なのでしょう…
 ずいぶん上まで上ってしまいました…』

かなり上まで上ってしまったみたいね…

だが、とりあえず無事らしいな

 
◆ ◆ ◆
 

また、あやめからメールだ……

『またくろいひとがきたのでにげま』

…かなり、焦ってるみたいね

まだ中にも黒ネームが潜んでいるようだな

急いで上りましょ!

 
◆ ◆ ◆
 

しかし、相当上まで逃げた様だな

なんで、人って逃げる時に上に逃げちゃうんだろうねぇ

お前は夏休みの宿題は、計画的にやる方か?
それとも終わり間際に慌てる方か?

…終わりの事が多い…かなぁ…

追いつめられると分かっていても、引き返せなくなる時ってあるよな?

あるよねぇ…

 
◆ ◆ ◆
 

追いつめられた人間の、爆発力も捨て難いがな!

漫画じゃそこで覚醒したり、進化したりするよな

定番だが、燃えるんだよ、あれは!

夏休みの宿題は、そう上手くはいかないけどねぇ~

 
◆ ◆ ◆
 

ヴオオオオオォォ!

……

 
ゴオッ!
 

あそこ!
黒ネームと誰かが戦ってるわ!

今、一瞬光った時に見えたぜ!
間違いない…アネゴだった!

この前に会った、ココレのドッペルゲンガーなのか!?

ヴァアアアアアッ!!

 
バシィッ!
 

……

あっ!
アネゴがやられた!?
おのれ、よくも!

落ち着きなさいよ、本物はこっちだっての!

あ、そうか…
ややこしいぜ、まったく!

とはいえ、自分のドッペルがやられるのは
あまり気分の良いものじゃないわね

黒ネームは上の階の方に行ったみたいだぜ

追うぞ!

 
◆ ◆ ◆
 

ドッペルとかって、何の事なの?

この方たちが今追ってる謎のひとつですわ

黒ネームとか、ドッペルとか…
知らない内に妙な事が起きてるようね?

ええ…とても興味深いんですのよ

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
黒ネームとの戦闘
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

ヴオオオオオォォ…

とりあえず、自分の仇は討ったわね
なんだか妙な気分だけど…

さっきのココレ…いや、ドッペル・ココレは黒ネームと戦っていたんだよな?

間違いねーぞ、ちゃんと見た!

だとすると奴らのそれぞれの敵が何なのか、一度整理する必要があるな…

 
◆ ◆ ◆
 

また会っちゃった!
よく会うね!

偶然も続けば必然…
どちらなのかしらね、ふふふ

また、妙なタイミングで現れるな…

あんた達は、さっき消えたココレのドッペルの正体を知らないのか?

ドッペル?
キミたちは、そう呼んでるの?

そうなんだ…ドッペル、ね?
くすくす…

ドッペル…憶えたわ

詳しい正体は知らない…
ココレのドッペルとは、どういう事かしら

ココレ?
ココレは私のキャラだったけど、消えたのよ

黒ネームになって…

それも憶えた…
黒ネーム…罪竜の眷族…ふふふ

え、なに?

ドッペルが消えちゃったから、サヨナラだね
ばいばい!

あっ!ちょっと、待ちなさいよ~!
…ログアウトしちゃった?

そのようだな…

……

 
◆ ◆ ◆
 

やはり、あなた方と行動して正解でしたわ

でも次のレリーフの情報は、全然ないのだ~
にひー…

あら、そんな事は心配無用ですわ
あなたの――

……?

あなたの行く先にレリーフは姿を現す…
私、疑い無くそう思っていますの

……

確かにそうだと楽なんだがね

 
◆ ◆ ◆
 

それにしても先ほどの二人組、気になりますわね

キャラの情報、ぜんぶ非公開だったよ~!
次会ったら、ちょっかい出しちゃう?

そーだな、姫や姉ちゃんの敵になりそうなら
そうすっかな!

キャハ!すぅちゃん、男らしい♪

 
◆ ◆ ◆
 

あやめー!
いたら、返事しなさーい!

 
……
 

さっきの黒ネームに追われていたんじゃないようだし…やはり、もっと上か

どこまで行ったのかしらね、あの子ったら…

 
◆ ◆ ◆
 

しかしまた、ずいぶんと上まで行っちゃったのねぇ

あの子、一度突っ走ると止められないところがあるのよね…

突っ走る力があるのなら、まぁ大丈夫か

もうやられてなきゃいいけどな!

な・ん・で・すっ・てぇ…?

九十九さん、事を荒立てないで下さい…

 
◆ ◆ ◆
 

ケンカの仲裁に来るなんて、あんたもかなりヒマねぇ?

いえ、もうひとつ大事な用事がありましてむしろそちらの方が大きな問題ですね

そうだ!
うちの姐さんが作ったカンザシが、いつの間にか消えちまったんだ!

へぇ……え、なに?
もしかして疑われてるの?
うちのギルドが!?

すごい剣幕だな…当然と言えば当然だが

うっ…そ、そうに決まってるだろ!
多分…

 
◆ ◆ ◆
 

濡れ衣を着せるにも程があるわね…
何を根拠にそんな事を!

場合によっては、ハラスメント行為としてギルドを訴える必要が…

ちょ、ちょっと待てよ!

九十九さん、リト様の言い分はごもっともです。

御理解いただけたら、話をややこしくしないで下さい。

わかった、わかった!

 
◆ ◆ ◆
 

とりあえず士堂の顔を立てて、話は聞くわ

有難うございます、リト様

まぁ、今はうちのあやめを救出するのが先だけどね

 
◆ ◆ ◆
 

そろそろ最上階だぞ…
どうやら最上階まで逃げたらしいな

逆に言えば、追いつめられたとも言えるわね

逃げきっていて欲しいのだ~!

 
◆ ◆ ◆
 

キャッ!?

ヴァアアアアォオアア!

クッ、間に合わなかったのか!?

あやめ!?

あっ、団長!?
助けに来て下さったんですね!

にひ~!
まだ、大丈夫みたいなのだ!

コクッ!

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
黒ネームとの戦闘
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

ヴオオオオオォォ…

あやめ、無事!?

おっそいよぉ~、だんちょおおおおおお!!

あたし、マジで死ぬかと思っちまったじゃ…

あやめ、しゃべりが戻ってるわよ…

はうっ!?
…わ、わたくし、きっと助けに来て頂けると信じてましたワ

え…?

よし、大丈夫みたいね♪

…まぁ、そう言う事にしておこう
間に合って良かったよ

コクリ

こんなに大勢で助けに来ていただいて…
あやめ、感激です!

じゃあ大辻市場にある、うちのギルドホールに戻りましょうか

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