第二章 19話「皆を信じて」

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「ギルティドラゴン」開発ブログ
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かなり深い洞穴みたいねぇ…
リリカ好みかも?

封山の真ん中まで続いてる洞穴だからな
息詰まる感じがするぞ…

なかなかオモロそうやねぇ♪

お前は暗いとテンション上がるよなぁ?

ニャハ♪

 

 

おっと、刹那たちにお礼を言っておかないと

じゃあ、私はわんわんに連絡しておくわね

意外と大掛かりなイベントだったようですね

途中から参加なんて、何か申し訳ないな…

フルフル

そうそう、気にしないでイイのだ~♪

 
◆ ◆ ◆
 

早速返信がきたぞベルからだな

「困った時はお互いさまだよー」
だとさ
借りは返さないとな

コクッ

 
◆ ◆ ◆
 

わんわんからも返信が来たのだ~
あ…

どうした?

「連れて行ってくれると思ったのに、置いて行くなんて…」
だって

ああ…
テンション上がってたから、つい先に進んでしまったな

 
◆ ◆ ◆
 

わんわんからも続報来たわ
えぇと…

「アトラさんから修行のお誘いを受けたので、今回はこちらで頑張ります」
だってさ

アトラにも借りが出来てしまったようだな…

 
◆ ◆ ◆
 

おっ今度は刹那から返信が来たぞ

「無事にレリーフを見つける事ができますよう、くれぐれもお気を付け下さい」

「もし無事に済まなかった場合、ご一報下さい」
って…

にひ~、縁起でもないのだ…

アナタという前例がアリマスので

 
◆ ◆ ◆
 

ところでバランシアたちは、ギルドを設立したばかりなんだろう?

はい、まだこれからどう運営していくかも決めてないんです

人を増やす前に、やる事を決めないとな

このゲームのイリーガルな要素を無くして、本来のゲームの姿に戻したい…

それだけは決めているのですが、手段がまだ思い浮かばないんです

下手に騒いでも見向きされないし、何よりCC社の隠ぺい技術は神がかっているしな

んんん?
噂をしたら何とやらっちゅう話かいな?

どうしたんだ?

……
ヴァァ……

な?

良い耳してるわねぇ…

 
◆ ◆ ◆
 

ヴョエエエェェ
アアアァァ……

はぁ~、相変わらずつきまとわれとるんやねぇ

もう、勘弁してほしいんだけどね?

レリーフに近づく程、多く出てくるのは仕方ないかもしれないな

……

 
◆ ◆ ◆
 

黒ネーム、というのでしたね…
あれは、やはりレリーフと関係が?

そうだな、貴女には説明しておいた方が良いかもしれない

コクリ

これまでの状況から考察した結論だが…

「適合者」の資格が無い者がレリーフに触れると、その者は黒ネームになってしまう

そして「適合者」の資格を持つかどうかは、レリーフに触れてみなければ分からない

そんな…

 
◆ ◆ ◆
 

なぜ、これが問題にならないのでしょうか…

一つはこのクエスト自体の難易度の高さゆえ直接被害に遭った者が少ないからだろう

一つはCC社自体が問題自体が起きていないとしているから、かもな

そんなもの、いつまでも隠し通せるはずないだろうに…

そういう事の情報操作は得意なんだろうな昔から…

 
◆ ◆ ◆
 

直接被害にあった私が言うのもなんだけど、みんな暗すぎ~!

あんた被害におぉたん?

そうなのよ~
実はこのキャラは二人目なのだ~

以前はココレさんというワガママなお方だったのデスが、バニラさんになって…

…おや、アマリ変わってマセンね?

あらやだ、失礼な事ばかりいうナビは消しちゃってもイイのよ?

ドウモスミマセンデシタ

出たわね、突然のシステムボイス…

 
◆ ◆ ◆
 

もっと楽しく行きましょうよ~
ねぇ?

そう…
ですね、これはゲームなんですから

そやね、アンタはいつも真面目に考え過ぎやし?

そうですね…
すみません、逆影さん

さん、はいらんかったやろ?

あっ、つい…
ごめんなさい、逆影

 
◆ ◆ ◆
 

バランシアは落ち着いてるし、しっかりしてるよな

えっ?
そんな事はないですよ!

そんな事、あるでしょ~
高校生?
もしかして大学生とか…?

お前は相変わらずスゴい勢いでプライバシーに踏み込むなぁ…

私、中学2年生です

えっ…

中学2年生…です

あらやだ、そうなのね…

えっ…
ど、どうされたんでしょうか?

バニラ…
お前、高二だよな?

え、あ、はい…

いや、スマン他人の事は言えなかった…

私、もうちょっと落ち着こうかな…

今さら無理ではナイかと…

 
◆ ◆ ◆
 

ちなみに俺はお嬢ちゃんより年上だ安心しな!

まぁ、サンサンはどう考えても年上っぽいわね~

それはそれで、ちょっと傷つくなぁ…

したら、あたしはヒミツにしとこぉかな♪

その方がオモロそうやし?

というか、俺も知らんぞ?

あたしは轟雷の中身、聞いたけどなぁ♪

あー、ずるい!

だろう?

 
◆ ◆ ◆
 

おやおや?
何か、におうてきたし?

なにっ?

……
ヴゥゥ……

ゲームの中なのに、臭いまで…
恐ろしい子!

ニャハ♪
言葉のあや、やんか~

よし、気をつけて行こう…

おう、わかった!

 
◆ ◆ ◆
 

見えた…
奥に扉があるぞ

あれが、賢者の幻塔への扉かしら?

扉の前に、例の黒いヤツも見えるし?

倒さねぇと、先へ行けないようだな!

コクッ

◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
黒ネームとの戦闘
◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆

ヴォオオオオオアアアアアァァァ…

やったな…

これが…
元はプレイヤーのキャラクターだった…

バラさん…

今の我々には、これ以上なにも出来ない…
前に進むしかないんだ

すみません…

あのキャラも昔はプレイヤーの思いが込められていたのかと思うと…

しっかりと、この現状を心に刻んでおきます

それが私達のやらねばならない事に繋がる…
そう、思います

ココレも…
ううん、なんでもないわ塔に入りましょ!

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