映画のポリゴンは100万単位!

「ドットハック セカイの向こうに」はもう観ていただけましたでしょうか!
今回、アニメーターを担当した鳥越です。

映画タイトルということで、最初はファイルの容量の大きさや処理の重さに戸惑いました。
映画館という広いスクリーンで表示するための素材データは
ものすごいポリゴン数とテクスチャで構成されています。

「ファイルを開いて→編集して→保存して→閉じる」
という一連の作業を行うだけでかなりの時間を取られます。(シーンにもよりますが)

そして最後に全てのシーンをつなげ「レンダリング出力」という作業を行わないと
完成形の映像は確認することができません。

この作業、処理に大変時間がかかるので、負荷を軽くするため
小さい画像サイズにしてからレンダリングしていました。

それでも、一日の作業が終わったあとにレンダリングをかけて帰宅して、
ようやく翌日朝に結果を見ることができるぐらい時間がかかります。

翌朝にできあがった映像を確認し、納得がいかなければ修正してまたレンダリング……
この繰り返しで制作を進めていきました。

このように、気が遠くなるような手間暇をかけて
丁寧に丁寧に、ひとつずつ制作されています。
(まぁ、長くなりそうなので技術的な話はここまでに!)

関わった皆様に……
完成おめでとう!上映おめでとう!!
どんどん飛躍して欲しいです!!

本作のポスターが掲示されている現在のサイバーコネクトツー福岡本社の玄関

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