苦あればドットハックあり!

皆さんこんにちは。

「ドットハック セカイの向こうに」で「THE WORLD」パートの
キャラクター制作を担当させていただきました、
アーティストの笹倉です!

ようやく皆様にお披露目することができました!
長かった!長かったよ!長い戦いでした!
制作4年です!4年!
人生80年として、20分の1の命を燃やしてできたこの映画、
どうかみなさま、ぜひぜひ劇場で味わってくださいませ!

さてさて、落ち着いて思い返してみると、あれは数年前のこと・・・。
マネージャーから呼ばれた私は、ビクビクしながら後をついて行きましたが、
会議室で「3Dアニメーション映画を作るぞ!」という言葉を聞いて
狂喜乱舞したのを覚えています。

しかし!ゲーム会社が映画を作る。
これがどういうことを示しているのか、その時の私には知る由もありませんでした。
ですが、その中で私のできることを精一杯させていただきました。

キャラクターたち、中でもカイトに関しては、チェックしてもらっては
「あーでもない、こーでもない」と試行錯誤を繰り返し、
一日ごとに顔が変わっていった覚えがあります。
それはあたかもキャラクター自身が成長しているかのようでした。

難産だったカイトくんたちですが、キャラクターが出来上がり、
アニメーターが命を吹き込み、ライティング、そしてコンポジット…
と、各作業が進むにつれ、みるみる内にクオリティが上がっていくその様を見るのは
クリエイターの一人として、とてもワクワクしました。
思わず、「わぁ凄い!映画みたい!!」と言ってしまいました。
・・・映画だってば!!

まーそんなこんなで、関係各社様や制作に関わっていただいた皆様のご協力もあり、
とても素晴らしい、なおかつチャレンジャブルな映像作品に仕上がったのではないでしょうか!

この「ドットハック セカイの向こうに」は少しだけ未来の、架空のお話です。
しかしながら技術が進歩すると共にゲームも日々進化しています。

劇中のゲーム「THE WORLD」が現実になるのもそう遠くはないのかもしれませんね。

友人がぼそっとつぶやいていた「まことさん貯金箱」。こんなのあったら私もほしい!

最新の記事