僕たちは、思ってる以上につながってるのかもしれない。

ようやく公開されました劇場用3Dアニメーション「ドットハック セカイの向こうに」
楽しんで頂けていますか?
本作で制作デスクとして裏側から制作をサポートさせて頂いた高木です。

「.hack//G.U, TRILOGY」が終わって息をつく間もなく監督の松山から吐き出された言葉は
“次は全国公開の映画やるぞ!”でした。

一瞬呆気にとられましたが、
いつもの事ではあるので気を取り直して東へ西へと協力して頂ける方を探しに
制作担当の二塚と日本中を周りました。

中でも脚本家の伊藤和典さんとロケハンをご一緒させて頂いたエピソードや
リアルパートのデザインをご協力頂いた漫画家の拓さんに直接お会いして
お話させて頂いた事は一生忘れることの出来ない貴重な体験でした。

立ち上げから公開まで数多くの方に力をお貸しいただいて、
ここまで辿りつけた事が本作と重なって何とも言えない温かい気持ちになりました。

ロケハンの際に柳川川下りの船頭さんから色々とお話をお聞きしたり、
柳川市の方に説明頂きながら舞台をイメージして
他のスタッフと共に「そら」達の登下校に思いを馳せておりました。

まだご覧になっていない方は劇中同様に人と人との繋がりで出来上がった
「ドットハック セカイの向こうに」を是非とも劇場でお楽しみ下さい。

そして、もし舞台に興味を持たれたら一度柳川へ足を運んで見る事をお勧めします。
そこでひょっとしたら新しい出会いが待っているかもしれませんよ。

劇中での季節は冬でしたが、最初のロケハンは爽やかな初夏でした。

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