あらすじ
時は戦国時代後――
最強を自負する4人の剣豪が斬り合った!全員が手足がバラバラになるほどの闘いの夜が明け……。
目を覚ますと、彼らの四肢には他人の手足が接合されてしまう異様な事態に!
しかも余分な一本オマケつき――⁉ 異形アクション活劇 ここに開幕!
キャラクター
佐々木 武蔵四郎
(ささきむさしろう)
「三示現流」という我流の技を極めた三刀流の剣豪。自身を天だと認識しており、一人称も「天」。彼が人を助けるのは善意からではなく天とはそういうものだからだ。
枯芒 一郎左
(かれすすきいちろうざ)
『両断中毒』と恐れられる剣豪。右に腕を備えず、左半身に三本の腕を得たことにより、全てを両断する奥義に達する。しかし、その威力に耐え得る刀がなく、名刀とさらなる腕を求め辻斬りと化す…。
坂上 二郎長
(さかうえじろちょう)
『五足疾走』で戦場を駆け回る剣豪。腹に第三の脚が接がれ、奥義に至る。無鉄砲に前線に繰り出す姫を守ることが信念。馬で出る姫に追いつく為に独自の走法を生み出した。
槍衾 三之助
(やりぶすまさんのすけ)
『人間鼠花火』の如き回転で敵を翻弄する剣豪。尻に接がれた第三の脚で方向を劇的に変えることが可能になる。信条は「粋であること」。『鼠三蔵』を名乗って義賊を行っている。彼にネーミングセンスはない。
五子
(いつこ)
『カラクリ娘』四剣豪に四肢を接がれた両手両足義肢の少女。武蔵四郎の気まぐれで、彼と共に四肢を取り戻す旅に出る。記憶もなく空っぽだった彼女は、出会いの中で己の生き様を探す。