癒しの歌、おいてます

みなさん、こんにちは。
サウンドチームの中田です。
「ドットハック セカイの向こうに+Versus Hybrid Pack」では、
効果音(映画)、BGMのミックス(ゲーム)を担当しました。

今回は、サイバーコネクトツーの歌姫「LieN –リアン-」の
三谷朋世さんについて書こうと思います。

このブログをご覧のかたは、
「いまさら彼女のすばらしさの説明を聞く必要なし」
とおっしゃる方も多いと思います。
しかし、「この気持ちを、人に言わずにはいられない」ので
しばらくお付き合いください。

癒しの歌、おいてます

私はサウンドエンジニア(録音はしない)として、レコーディング時には、
作詞・作曲の福田考代とともに必ず現場に立ち会います。
スタジオでは、こちらで用意した伴奏にあわせ、順番にメインボーカルを録音していきます。

この時、インストゥルメンタルだった原曲に初めてボーカルの声が乗るのですが、
その瞬間、いままで無機質に感じていた楽曲が、おどろくほど強烈に輝き始めます。

スピーカーから流れる音が、完全に現場の空気を変える瞬間です。
制作者として普段から聞きなれた楽曲であっても、この瞬間は
「全身の血がふるえ」「鳥肌がたつ」程に曲が光を放ちます。

場合によっては、制作スケジュールを飛び越し、
作品PVがフラッシュのように眼前に浮かびあがることもあります。
そして、時には瞳から落ちるものを我慢することさえできません。

よく、WEBなどで、「LieN –リアン-」の楽曲に対し「泣ける!」と仰って頂けることがあります。
しかし、一番それを痛感しているのは、制作者である自分たちなのです。
また、自分の役割は、自分自身が感じたことを
ダイレクトにユーザー様に伝えるよう制作することだと思っています。

彼女の歌にはがあります。
しかし、彼女の歌には悲しみもあります。
それでも、彼女の歌にはやさしさがあります。

そして、彼女の歌には癒しがあります。

これからも、良い曲にミックス出来るよう頑張っていきます。
これからの「LieN –リアン-」に、
そしてサイバーコネクトツーサウンドチームに応援をお願いします。

晴天桜花レコーディング中の「LieN –リアン-」ボーカルの三谷朋世氏。

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